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『スマスロ北斗の拳』は初代より面白い? 本格派ライターの「意外な過去」についても回想【パチスロ対談・ゴトロニ×濱マモル第2回】

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パチスロ対談・ゴトロニ×濱マモル第2回

 前回では、ゴトロニが『パチスロナイツ』へのアツい想いを語りまくった。今回も、まずはその続きから。その後は、どんな展開へと発展するのだろうか。

〇〇〇

-今回もベタ褒めする『パチスロナイツ』について触れたいと思います。ゴトロニさんは、このゲーム性が流行ると予想されました。

ロニ「条件は2つくらいあって。1つはチャンス演出で小役ナビが主体だった台が向いている。もう1つはビッグ中かな。3択とか、択があったほうが雰囲気が出ると思います」

濱「技術介入も程よいですよね。2コマ目押しだから。アタシもアレだったらできるんです」

ロニ「あれは…まぁちょっとね、いろいろ」

濱「ん? なにかあるんですか? 秘密が」

ロニ「今、山佐には、当時の人たちはいないハズなんですよ。当時も『ナイツ』(4号機)を作った人たちに『すごい面白いですよね』みたいな話をしてて。初代はチェリーを中段にビタ押しすると、ブルンって震えるオマケ要素があったんですよ。ナイツはJAC1回のタイプYだからできないけど、『ビタ押しで(JACを)2回に格上げとかしたら、面白いですよね』みたいなことを話してたんですよね」

濱「つか今、しれっと話してますけど、ロニさんが以前、山佐にいた話をしちゃって大丈夫なんですか?」

ロニ「いいんじゃない?」

濱「ずっと『コロッケ屋さんだった』って言ってたのに」

ロニ「わはははは。一応、岡山でコロッケ屋さん」

濱「つか、本社の岡山に行かれていたんですか。当時は」

ロニ「俺も時系列、よく覚えてないんですけどね。こっちにはいたんですけど、月曜日から金曜日、大体、向こうでしたもん。本当、金あるなぁと思いました、正直」

濱「毎日、新幹線で?」

ロニ「泊まるんです、向こうに」

濱「ええっ!? すげえ」

ロニ「月曜日に行って、金曜日に帰ってくる」

濱「地方でドラマを撮ってる芸能人レベルじゃないですか」

-本当ですよね。

濱「狂ってますよ、あの世界、あの当時は。今は大変だと思いますけど、どこのメーカーも」

ロニ「ちょっと! なんでそんなに嬉しそうな顔で言うんですか、『どこのメーカーも』って」

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-いきなり脱線しておりますので、『パチスロナイツ』の話に戻しましょう。ゴトロニさんは、どの辺りがお気に入りなんですか?

ロニ「なにからなにまで。スタンバイ状態になるフライングベット機能は、ナビが出ないと意味がないなぁとか思ってはいたんですけど、メーカー試打で『その時は変則押ししちゃっていいんですよ』って言われて。そりゃそうだわと思って変則押ししたら、まぁめちゃくちゃ増えるわけじゃないんだけど…」

『スマスロ北斗の拳』は初代より面白い? 本格派ライターの「意外な過去」についても回想【パチスロ対談・ゴトロニ×濱マモル第2回】の画像2濱「ボーナス前兆中の話ですよね」

ロニ「そう。最大5Gで1回くらいは15枚を取れるから、その分だけお得になるんで」

濱「地味に効きますよね、15枚とか。それに、フライングベット機能は優越感がありますよね。アタシがホールで初打ちした時、隣の人がもう打ち慣れてる感じで、すぐフライングベット機能で揃えて悦に入ってましたね」

ロニ「わはははは。悦にね」

濱「でもそれが、我々が打ち慣れたパチスロですよね。如何にリーチ目を早く察知して察知して揃える、みたいな」

ロニ「『ハナビ』でしょ。で、この前の北斗(『スマスロ北斗の拳』)。ナイツでも60歳くらいの人とかが結構、打ってるから」

-そうですよね。

ロニ「あの辺の人たちを呼び込んでるんじゃないかな。打ちながら悦に入ってますよね、ホントに」

濱「新規ユーザーの獲得に繋がっているかどうかはわかりませんけど」

-繋がってはいないかもしれませんね。

濱「昔のファン、なんて言うんですか? そういうの」

-エンドユーザーだったり、休眠層みたいなことですよね?

濱「そう、休眠層。それの呼び込みには繋がってるのかなとは思いますけどね」

-『スマスロ北斗の拳』なんてすごかったですよね、本当に。

濱「北斗ね。アタシはそもそも初代にあまり思い入れがないから、アレなんですけど」

-そうですよね。コラムで一度、書いていただきましたけど。

ロニ「俺も、初代はそこまで好きじゃない。でも、今のはすごい面白いです」

濱「あ、今の方が面白いですか?」

ロニ「うん」

-それは非常に興味深いです。当時を知ってる方が今の北斗をどう思っているのかというのは。

『スマスロ北斗の拳』は初代より面白い? 本格派ライターの「意外な過去」についても回想【パチスロ対談・ゴトロニ×濱マモル第2回】の画像3ロニ「あの手のやつの企画はハッキリとわかってて。IQがどんどん下がるバカな演出をガンガンぶっ込んでくるヤツがウケるんです、基本は。なぜならエンターテインメントだから」

-と、言いますと?

ロニ「それくらい頭を空っぽにして打って腹を抱えて笑うところもあればクスっと笑う、みたいな」

濱「まぁパチスロを打ってる時って基本、なにも考えてないですしね」

ロニ「だから、そのほうがいいんです。大都(技研)が巧いのは、その辺ですよね。『番長』シリーズとか。『吉宗』も最後、爺が『おおっ』とか言って終わっても、何もねえのに許せちゃうのって、あの爺だからですよ』

濱「たしかに」

ロニ「本来だったらあんなもん、どんどん殺戮されてもおかしくないわけです」

-わはははは。殺戮って。物騒な。

ロニ「『番長』シリーズも、あれはライバルたちにうまいこと守られてて。内容自体もすっちゃかやっててクスっと笑える、みたいな」

濱「なるほど」

ロニ「あれが基本なんです、ホントは。だけど、北斗がすごいのはラオウという確立された、コイツにだったら負けてもしょうがないみたいなのがいて、それに挑むケンシロウがいてっていう構図が、北斗を知ってる人だったらみんなわかるし。なので、版権をうまく使ってるって意味では一番なんです。多分、過去イチじゃないかな、それは」

あのバトルボーナスっていうのは画期的でしたよね

濱「実際に本を読むとケンシロウ、結構な頻度でやられてますしね」

ロニ「そうです。だから、それでいいんですよ。だから、シンも強いし」

-シンも強いですし、サウザーも強い。

濱「でも、『ぐはー』ってなって通常ステージとかって、原作ファンとしてはいいんですか?」

-そこからはい上がるのがケンシロウですもん。

濱「なるほど。じゃあ原作に忠実といえば忠実なんですね」

ロニ「まぁそういう演出効果もあって北斗が流行ったわけじゃないですか、爆発的に。60万台超も売れて。あれ多分、どこのメーカーも北斗のマネしようとして亡霊が飛んでるんですよ。そうなった時に、北斗みたいな版権でやるにしろ自前でやるにしろ、作るじゃないですか。でも、北斗のマネはできないわけです」

濱「あのバトルボーナスっていうのは画期的でしたよね」

ロニ「でしたね」

濱「『なんでCタイプなんだよ』って、最初は思いましたけど」

ロニ「あの時は、Cタイプじゃないとうまく作れなかったんですよね」

濱「でも正直、デビュー当時はそこまで流行ってませんでしたよね」

ロニ「そうです」

-あ、そうなんですね。

ロニ「その時俺、岡山で打ってたんですよ。北斗は西のほうから導入されて」

濱「あ! その時代はロニさんが一旦、ガイドから離れていた頃ですか」

『スマスロ北斗の拳』は初代より面白い? 本格派ライターの「意外な過去」についても回想【パチスロ対談・ゴトロニ×濱マモル第2回】の画像4ロニ「そうです。で、初週かなんかに向こうで入るってなった時に打てたんですよ、ちょっと待てば。一応、そこそこ人気はありましたけど、そこまでの人気ではなかった。それから順次、東のほうに導入が進んでったんですけど。本当に人気が出たのは多分、東京の辺りでしばらく経ってからだと」

濱「西と東で導入のギャップって、どれぐらいあったんですか?」

ロニ「一旦、入り切るまで1ヵ月くらいあったんじゃないかな、多分。なぜか知らないですけど、西のほうから順次だったんです」

-自分の地元の埼玉では、入った時から人気でした。

濱「導入当初は全然、詳しい仕様がわからなくて。今もガイドで語り草になっているのが、クズ田中君が『全然、連チャンが終わらない。壊れたんじゃないか』って編集部に連絡をしたらしいですからね。アタシは現場にいませんでしたけど」

ロニ「わはははは。そうらしいですね。でも、実際にそういう台でしたから。続けば全然、不思議じゃない。50連くらいはありえましたし」

濱「1セット110枚くらいでしたっけ? 50連したら5,000枚以上出るわけですからね。そりゃあみんな、アツくなりますよね」

ロニ「今回も1セットの純増がそれくらいで、うまく合わせてる。まぁともかく、初代のやつの火の付き方とかというのは多分、いろいろな人に聞いても答えが一定じゃないと思います。初対面で会ったときの印象もそうですし、地域で状況が全然、違ったので」

〇〇〇

『パチスロナイツ』から『北斗』シリーズの話題へと移行。ゴトロニの意外な過去についても回想していただいた。次回はどんな話題が飛び出すのか。乞うご期待だ。

パチmax! 編集部

パチmax! 編集部

パチンコ・パチスロの新台をはじめとした機種情報や、業界・メーカーの最新情報などファンが気になる内容を様々な切り口から発信するニュースサイト。大御所ライターなど著名人のコラムも連載中。

パチンコ・パチスロ情報局「パチmax!」

Twitter:@pachinko_gj

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