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パチンコ業界団体の「謎」に迫る!「いったい何をするところ!?」ファンに直接的な関係は薄いが……

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 パチンコ業界サイト「遊技日本」によると、全商協所属の中国遊商は島根県地域安全推進員連絡協議会等に「子ども110番の家のぼり旗」等を寄贈した。

 ん? ちょっと待って。

 全商協とは聞き慣れない団体名である。おそらくパチンコ業界団体であろうが、どのような活動をしているのだろう。皆さんは、パチンコ関連の記事やニュースにたびたび登場するこの「パチンコ業界団体」、それぞれをきちんと把握し、理解しているものなのか?

 そこで今回は「パチンコ業界団体」について調べてみた。

 パチンコの業界には15を超える団体が存在するようであるが、その中心的な団体は「主要6団体」と呼ばれる組織である。

 その6団体とは、全日本遊技事業協同組合連合会(通称:全日遊連)、一般社団法人 日本遊技関連事業協会(通称:日遊協)、日本遊技機工業組合(通称:日工組)、日本電動式遊技機工業協同組合(通称:日電協)、全国遊技機商業協同組合連合会(通称:全商協)、回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)である。

 ただ、ホール関係の主要団体となると、全日遊連、日遊協の他に、一般社団法人 日本遊技産業経営者同友会(通称:同友会)、一般社団法人 余暇環境整備促進協議会(通称:余暇進)、一般社団法人 パチンコチェーンストア協会(通称:PCSA)などの団体になる。

 もうややこしい。が、最初の6団体を中心に紐解いていこう。

 まずは、全日遊連。全国のパチンコホールの組合組織で、「所属員のための必要な共同事業を行い、その自主的な経済活動及び営業の健全な発展を促進し、かつ、その経済的地位の向上を図ることを目的」に発足した。

 わかりやすいところでいえば、ファン感謝デー開催の段取りをつけたり、攻略詐欺や違法改造機の撲滅、依存問題相談機関「リカバリーサポート・ネットワーク」の設立支援をするといった活動内容である。

 次は日遊協。この組織は、ホール・メーカー・販社・設備機器メーカー・景品卸など、「パチンコ」に関連した企業が参加するまさに業界団体。それぞれの業種の連携を図ったり、行政当局と協議するなど、パチンコ産業の土台を支えているようなイメージであろうか。

 そして、日工組。これは遊技機メーカーが加盟する団体で、遊技機に関わるさまざまな経済活動の機会を確保することを目的にしている。

 わかりやすい例でいえば、この日工組に加盟していないと、パチンコに関する特許技術が使えないといったようなデメリットが生じる。パチンコを製造するには100近い特許技術が必要らしいので、加入しないと実質的にはパチンコを作れないことになるだろう。

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