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【京都新聞杯(G2)予想】穴馬ジューンテイクに浮上の余地あり! 抜けた馬がいない混戦模様、狙いは重賞好走歴のある人気薄

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2024年京都新聞杯 出馬表
2024年京都新聞杯 出馬表

 今回はかつて菊花賞(G1)の最重要トライアルであり、今では事実上の日本ダービー(G1)へ向けた最終便となる中距離重賞・京都新聞杯(G2)を予想していく。

 先週の振り返り。まず青葉賞(G2)だが、◎シュガークンが予想に違わずきっちり勝利。2着も▲ショウナンラプンタまでは良かったが、3着はノーマークだったデュアルウィルダー。前走5馬身差の圧勝で未勝利を勝ち上がった実力を見くびったようだ。

 そして天皇賞・春(G1)は◎サリエラは12着と馬群に沈み、▲ワープスピードが5着。結局こちらも人気通りに○テーオーロイヤルの強さだけが目立ったレースで、印を打たなかったブローザホーンが2着、3着は前走が負けすぎで陣営の声も冴えなかったディープボンドが今年もしっかりやってきた。両馬とも大いに見誤ってしまった。

 予想に戻ろう。

 まずは、いつものように過去10年、馬券に絡んだ30頭の前走データを見ていこう。21年、22年は中京2200mでの開催だったが、偏りがないのでまとめて見る。
毎日杯、はなみずき賞(1勝クラス)、条件戦(1勝クラス) 各4頭
ゆきやなぎ賞(1勝クラス) 3頭
スプリングS、きさらぎ賞、若葉S(L)、大寒桜賞(1勝クラス) 各2頭
皐月賞、共同通信杯 各1頭
オープン特別 1頭
条件特別(1勝クラス) 4頭
となっている。青葉賞の傾向とよく似ているが、前走重賞組より1勝クラス勝ち上がり組が大半である。とはいえ前走重賞組が劣るという話ではなく、出てくれば好走例はあるので、力関係をどちらが上か見極めるのが重要になるだろう。

 続いて人気順の成績を見ていく。
1番人気 2-3-0-5
2番人気 2-2-2-4
3番人気 2-1-0-7
4~6番人気 1-0-6-23
7~9番人気 2-3-2-23
10番人気以下 1-1-0-46
となっている。3番人気の数字が冴えないが、他は五分といったところ。近5年では1番人気と3番人気がともに2頭に対して、2番人気4頭と抜けた傾向が見える。中穴クラスが1頭割り込んで順当に収まるケースも多いが、特に近5年では7番人気以下の人気薄の好走が目立つ。5頭が該当し、うち1頭は10番人気以下。基本的に順当に収まらないレースと思ってかかった方が良さそうだ。


 これを踏まえて「◎」は、穴馬だが1番ジューンテイクとする。

 3歳のこの時期で8戦消化しているタフネス。新馬戦は難なく勝っているが、重賞挑戦などを挟んで1勝クラスの脱出に4戦かかった。だが、ポテンシャル自体は高いようで、1勝クラスを勝ち上がると朝日杯フューチュリティS(G1)に挑戦して4着。リステッドで2着、5着と賞金加算できず、ここへ回ってきたようだ。

 とはいえ、2走前は阪神2200mのすみれSを2着しており、距離に関しては不安がなく、走破タイムも例年のこのレースの勝ち時計よりは落ちるものの合格点は出せる。日本ダービー(G1)へ出走するためには、連対することが最低条件になるが、朝日杯以降の戦績を見る限り、その可能性はあると見て敢えての本線とする。


「○」は人気サイドだが、12番インザモーメントを挙げる。

 新馬戦は落としたものの2戦目で勝ち上がり、ホープフルS(G1)に挑戦して8着。3歳初戦はきさらぎ賞(G3)を選択して、タイム差なしの4着と健闘した。前走は、距離を3ハロン延ばした2400m戦で、7頭立てながら2馬身半差をつけて完勝している。

 ホープフルSも、きさらぎ賞にしても、そこから皐月賞へ出走した馬はことごとく結果が出なかったので、レースレベルはさほどではなかったと思われる。そこで負けているので「この馬のレベルも……」と言いたくなるところだが、前走は王道の競馬をしてきっちり勝っている上、このレースからの好走例もあり、人気するのは仕方ないところだが押さえる必要はあろう。


「▲」も人気サイドだが7番ヴェローチェエラを推す。

 新馬戦は2着に敗れ、そこから間隔を大きく開けて3歳になってから今回と同コースの未勝利戦を勝ち上がり、前走は2400mの特別戦だったが2着に敗れての臨戦となる。

 勝ちタイムはお世辞にも褒められたものではないが、今回と同コースを経験して勝っているのは強み。さらに前走敗れた相手は先週の青葉賞(G2)で2着になったショウナンラプンタ。0.1秒の僅差で敗れているので、この馬も十分重賞級の力量はあるだろうと推測できる。

 人気サイドではあるが、前走ゆきやなぎ賞(1勝クラス)からの臨戦で3年連続馬券圏内に入っているので、好走する下地はある。ただ、3年連続でゆきやなぎ賞を「勝った」馬が来ているので、そこを割り引いての▲である。


「△」は4番ギャンブルルームと、6番ファーヴェントの穴馬2頭とする。

ギャンブルルーム 撮影:Ruriko.I
ギャンブルルーム 撮影:Ruriko.I

 ギャンブルルームは昨秋くらいまでは札幌2歳S(G3)3着の実績もあり、クラシック有力馬の1頭と目されていたが、続く京都2歳S(G3)でまさかの11着大敗。一気に株を落とした格好になった。前走が3歳初戦となったが、自己条件に戻って少頭数のレースながら、2勝目を挙げている。

 2歳の早い時期とは言え、重賞での好走歴があるだけに相応のポテンシャルはあるということなのだろう。ただ、2000mまでしか経験がなく、今回は前走から2ハロンの距離延長となり、それがどう出るかという部分があるので、押さえまで。


 ファーヴェントも新馬戦を勝ち上がったあと、東京スポーツ杯2歳S(G2)に挑戦して3着と2歳時に実績を残した。だが、3歳初戦のきさらぎ賞は6着、前走の毎日杯(G3)は4着と冴えないレースが続いている。

 1800m戦では上記の東京スポーツ杯2歳Sで好タイムをマークしており、重賞で好走できる能力の高さは感じられる。ただ、こちらも重賞で負けた馬が皐月賞やNHKマイルC(G1)の前哨戦で凡走しているだけに、レースレベルの低さは気になるところ。加えて、こちらもプラス2ハロンの距離延長がどう出るかが未知数である。重賞での好走歴があるということで、能力値を買って押さえまで。

 ということで、今回は1番、4番、6番、7番、12番の5頭で三連複BOX10点勝負とする。人気サイドも押さえているが、抜けた馬がいないのでオッズも割れるはず。順当に来ても、そこそこの配当にはなるのではないか。

トーラス神田

トーラス神田

オグリ引退の有馬記念をリアルタイムで見ている30年来の競馬好き。ウマ娘キャラがドンピシャの世代。競馬にロマンを求め、良血馬にとことん目がない。おかげで過去散々な目に遭っている。そのくせ馬券は完全データ派。座右の銘は「トリガミでも勝ちは勝ち」。

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