業界のリーディングカンパニー「ホワイト企業認定GOLD」を取得

 働き方改革関連法。正式名称は「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」で、少子高齢化に伴う労働力不足、育児や介護との両立など働く人のニーズの多様化といった課題を解決すべく、2018年に成立、2019年4月1日より順次施行されている。

 この働き方改革は「働き方改革の総合的かつ継続的な推進」「長時間労働の是正と多様で柔軟な働き方の実現等」「雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保」と、3つの柱から構築。

 労働時間法制及び雇用形態による待遇の違いを見直すことで、雇用形態にかかわらず働く人全てが将来の展望を持ちながら健康的に働ける環境を作ることを目標としている。

 ただ、それでも各種改善が見られないブラック企業は存在する。ブラック企業とは違法、或いは悪質な労働条件で働かせる企業のこと。2008年頃からネット上で呼ばれるようになり、2012年から始まった「ブラック企業大賞」は毎年、メディアで取り上げられている。

 何かと良くないイメージが付きまとうパチンコ業界。年中無休で営業時間の長いサービス産業なだけに、接点のない人にはブラック企業と認識されがちだが、それは大きな勘違いであり、実際は逆。女性でも安心して働ける、クリーンな環境といえる。

 それを裏付けるかのように業界最王手のマルハンは、一般財団法人「日本次世代企業普及機構(通称:ホワイト財団)」が主催するホワイト企業認定にて、「ホワイト企業認定GOLD」を取得。8月4日、公式HP上で発表した。

 ホワイト企業認定とは企業のホワイト化を総合的に評価する、国内唯一の認定制度。「長期にわたって健全な経営を続けられる優れたビジネスを行う企業」「従業員が安心して働き続けられるために優れた社会統治をおこなう企業」「現代のニーズに合わせた従業員の働きがい(エンゲージメント)を高く保つ企業」を併せ持つ、「家族に入社を勧めたい、次世代に残していきたい」企業をホワイト企業としている。

 同社は、2018年「ホワイト企業アワード」で「理念共有部門賞」を受賞。その後も「ビジネスモデル」「ワークライフバランス」「健康経営」「人材育成」「ダイバーシティ&インクルージョン」「リスクマネジメント」「労働法遵守」の7項目全てで80%以上の高水準を満たし、今回の認定取得に繋がったのだそうだ。

 ちなみに、他の認定企業には「あいおいニッセイ同和損保」「ゲオホールディングス」「田辺三菱製薬」「ニトリホールディングス」などがある。

 下降の一途を辿るパチンコ業界にとって、これは明るいニュース。イメージ向上に期待したいところだ。 

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