パチンコ店「あわや大怪我」…「恐怖のトラブル」!? 新人スタッフ「ブチ切れ」を覚悟も…


 当時、私には苦手意識を持っていた常連様が存在しておりました。その方はスキンヘッドにスーツ姿という特徴であり、「少しでも気分を害したらすぐに暴れ出しそう……」という印象を抱いてしまうお姿。トラブルなどで呼び出された際も終始無言で眉間にシワを寄せており、私は恐怖さえ感じていたのです。

 ある日、私がホールを巡回していると、その常連様が来店している事に気付きました。「あの苦手なお客さんがまた来ている…」などと思いながら遊技台の清掃をしていたその時、一番あってはならない出来事が起きてしまったのでした。

 遊技台の上にささっていた「最新台」というポップが外れて、常連様の頭部へ直撃したのです。

 突然の事に、私は完全にパニック状態となっておりました。「やばい!」「どうしよう…」「やられる…」「店長に土下座してもらうしかない!」などの様々な考えが脳内をパンクさせ、恐怖心が全身を支配して身動きがとれなくなっておりました。

 上を見上げながら頭部をさするお客様。見事なまでのスキンヘッドは、こころなしか赤みがかかっておりました。それから数秒後、その方は同じ島内にいた私を睨みつけてきたのです。

 あまりの恐ろしさに逃げ出したい気持ちで一杯でした。しかし「直ぐに行かないと取り返しのつかない事態になる!」と感じた私は、勇気を振り絞ってお客様のもとへ駆け寄りました。

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