パチンコで「不動の人気カテゴリ」が躍進! シンプルながら「ハイクオリティ」を実現し大ヒット!!

 テレビで視聴率が取れる三大企画としてネタにされる「ラーメン」「子ども」そして「動物」。最近の動物モノといえば動画投稿サイトに上げられたほのぼのとしたかわいい映像がメインだが、かつての動物番組といえば基本ドキュメンタリー。

 なかでも多くの視聴者に記憶付けられた「ムツゴロウさん」のインパクトたるや凄まじいもので、ライオンに手を噛まれる、試しにヘビに首を絞められてみる、生きているナメクジを食べるなど、ひょっとすると現在の規格ではギリギリアウトになるかもしれない伝説の番組である。

 そんな一部で過激な内容もあった番組だが、国民的な人気を誇り一大ブームを巻き起こすほどこの国の人間は動物好き。それはパチンコでも例外ではなく、動物をモチーフにしたパチンコなどそれこそ枚挙に暇がないが、その代表格といえば『CR野生の王国』ではないだろうか。

 横スクロール5ラインが採用された液晶は、アフリカ(?)のサバンナを舞台にさまざまな動物たちが活躍するシンプルなものだが、信頼度が約50%という激アツ予告・ヌー群を搭載し、メリハリの効いたゲーム性となっている。

 本機が登場した2002年に内規の変更があり、大当り確率の下限が1/360に緩和され、大当り終了後の時短搭載が認められることになるが、それ以前の機種は大当り確率が1/315.66で確変突入率50%の次回ループタイプ、出玉はオール約2100発と、どの機種もほぼ同じ内容である。

 したがって、当時爆発的なヒットを記録した『海物語』の人気にあやかろうと、それを模倣する機種が後を絶たなかった。かくいう本機もそのひとつなのだが、時代の波に埋もれてしまった他機種とは違い、この『野生の王国』はその後もシリーズ機が作製され、第5弾まで登場する人気シリーズとなっているのである。

 本機とその他『海』オマージュ機種、その結果を分けた要因は正直明確にはわからないが、感覚的には『海』よりスーパー発展率が控えられ、その分スピーディーな展開とスーパー発展時の期待度アップに繋がっている印象。

 また、確変中の止め打ちやステージ性能など玄人受けするディテールの整備やそれによる勝ちやすさなどもポイントとなっていた。

 最新作『P野生の王国GO』では、なんとニューギン初となる遊タイムの搭載を任せられるなど、何気に社内評価も高いとみえる。その遊タイムや確変突入率など時代に合わせた変化はもちろんあるが、次回ループタイプを採用するなど安定性や遊びやすさといった根本の理念は初代から受け継がれている。

(文=大森町男)

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