「大のパチスロ好き」からの素敵なサービス！【濱マモルののほほんコラムVol.250～大サービス～】

濱マモルののほほんコラムVol.250～大サービス～

• 目次
• 行きは飛行機を利用していたが…
• 「大のパチスロ好き」からの素敵なサービス

　きっと、アップされる頃には終わっているだろうが、現在はゴールデンウィーク真っただ中。家族は朝から牛の乳しぼり体験へと出かけており、静かな家で、のんびりとコラムを書いている。

　SNSを見ると、来店取材投稿のオンパレードだ。対して、四軍ライターのアタシはゴールデンウィーク中、外出の予定はひとつもないわけだが、ありがたいことに、かつてはこんなアタシでも月に1～2回、ホールさんに呼んでいただけることがあった。

行きは飛行機を利用していたが…

　白状すると、飛行機があまり得意ではない。搭乗手続きに時間がかかるし、金属探知機には毎回のように引っ掛かるし、そもそも羽田空港も近くない。諸々に費やす時間を考えると、近所の新横浜駅や横浜駅から陸路で移動した方がトータルで楽との判断で、よほどの理由がない限り、福岡県でも東海道・山陽新幹線に乗る。

　当時は新潟県や茨城県、鳥取県などによくお邪魔した。当然、新潟県や茨城県へは上越新幹線や特急で向かうが、鳥取県へのルートは、いつも代理店の方が飛行機のチケットを手配してくださった。

　よって、行きは飛行機を利用した一方、その頃、米子空港からの羽田空港行きはベストタイミングな出発便がなく、チケットの返金をお願いして、陸路で帰ったことも多々。米子駅から特急で岡山駅、岡山駅から東海道・山陽新幹線で新横浜駅と乗り継ぎ、トータルで5時間以上かかったと記憶している。

　ただ、車内はトイレ完備だし、当時は車内販売もあったし、個人的には動く居酒屋にいる感覚。時には読書をしながら、時には音楽を聴きながら快適な旅を楽しんでいたが、いつしか、鳥取県からの帰りも飛行機を選択するようになった。それは、米子空港に素敵な居酒屋を見付けてしまったからである。

「大のパチスロ好き」からの素敵なサービス

　とりたてて個性的なお店というわけではない。県内を中心に展開するチェーン店なのだが、スタッフのひとりが大のパチスロ好き。壁には訪れたであろう先輩・後輩ライターのサインがたくさん飾られており、恐縮ながら、アタシにも声をかけてくださった。

「ホントにお酒が好きなんですね。いやー嬉しいなぁ。サービスしておきましたから！」。のっけから、こんな感じだった。もちろん、サービスと言っても金銭的なものではない。まずはチューハイを頼んだ後のお茶割り。それを常に、濃いめで提供してくださったのである。無類の酒好きとしては、至福の喜びだ。

　飛行機の時間まで2～3時間。おかげで搭乗の時間には完全にできあがっており、さらに機内でも飲むものだから、帰宅時にはベロベロ。毎回、嫁さんに「なんでそんなに酔っ払っているの？」と呆れられたことをふと思い出し、米子空港のHPを見ると、件の居酒屋さんは閉店しておりました。あのスタッフさん、元気かなぁ。