パチンコ「10万発」クラスの出玉もあり得るポテンシャル…「伝説の羽根物」を引っさげ神が帰還!!

 ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、仏の顔も五度六度!? 独特すぎる世界観をもってパチンコの奔放さは長所であることを知らしめた人気シリーズが今度は役物載っけて降臨した『P真シャカRUSH』(以下真シャカ)だ。

 前身機から7年。ついにパチンコ教の開祖がホールに帰ってきた。神をも恐れぬコミカルな演出と爆発力のある出玉機能で人気を博した『シャカRUSH』のシリーズ最新作は新時代の悟りを思わせるゲーム性である。

 まず通常時の大当り確率は1/197.4で、初当りの60%がRUSH直撃、残り40%が時短1回+残保留4回のRUSH突入チャレンジ「煩悩ゾーン」に回ることになる。振り分け割合を見てもわかるように、RUSH突入のメインは直撃で、煩悩ゾーンの大当り期待度は約13.3%とおまけのような存在となる。

 ただこの煩悩ゾーン、実は通常時からいきなり突入するパターンもあり、それを加味すると実質的な大当りが約1/156.3とさらに遊びやすい数値に。この仕組みを可能にするのがc時短。大当りとは別に約1/750で抽選されている突発時短で、ドットに「喝」の文字が停止すると当選となり右打ちをアナウンス。保留を貯めて大当りを目指すこととなる。

 先ほどは煩悩ゾーンについて「おまけ」と表現したが、それでも通常の確率で抽選するよりは何倍も当りやすくなっている。しかも当たればRUSH。スロットでいえば叩きどころのチャンスゾーンとなるのである。

 そのRUSHもこれまでの流れとは性質を異にした『鳳凰インフィニティ』方式が採用されているのである。つまり、RUSHは小当り当選まで継続され、図柄が揃えば大当り&RUSH継続となるが、天昇チャレンジ図柄が停止すると役物による継続抽選にまわることになる。

 右打ち中は図柄揃いの割合が60%だが、役物抽選での復活を含めるとトータル継続率が約74%となっている。連チャンの伸びを左右する役物はマルホンが誇るレジェンド羽根物『ファインプレー』を彷彿とさせるもので、磁石の付いたローラーが玉を役物上部に運び、上段奥に搭載されたVゾーンに入賞すれば大当りとなる仕掛けである。

 天昇チャレンジ中は制限時間があり、時間内なら何度でもVを目指せるようになっているので一瞬で地獄に落とされる心配はない。とはいえ、この役物抽選はなかなか厳しい現実もあるようで、「役物キツすぎ。磁力どうなってんのこれ」「あの役物突破できる気しない」と常人の解脱並みに荒修行だとの意見もちらほら。

 まあ、調整を間違えれば10万発クラスの出玉を平気で吐き出す役物機。そこは店側も慎重にならざるを得ないといった事情もあろう。しかし、やり過ぎて機種本来の面白さを阻害するのでは本末転倒である。導入店にはこのあたりのバランス感覚を期待したい。

(文=大森町男)

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