パチンコ「桁違いの出玉力」にファン歓喜! 「約85%ループ」「1500発7割オーバー」…絶対王者「第2の激熱ブランド」に大注目!!

 パチンコメーカーにおいて、西陣とソフィアのような開発と販売が分かれているケースは多く見受けられたが、業界の規模感が大きくなり多様化が進むにつれ、こういった企業の関係性が新たな局面を迎える。セカンドブランド・サブブランドの登場である。

 古くはSANKYOと大同、京楽とまさむらなど、業務や資本の提携を行う「グループ」としての関係でセカンドブランド・サブブランドが存在したが、同じメーカーから別部隊を立ち上げるパターンも見られるようになった。

 その先駆け的なブランドがサンスリーではないだろうか。2000年に三洋から遊技機開発の別部門として、『海物語』を象徴としたシンプルな王道パチンコとは一線を画する、バラエティーに富んだ製品を提供すべく設立されたのである。

 そのサンスリーのパチンコ第1弾は『CR勇者王ガオガイガー』。継続率80%のバトルタイプで右打ち中は60%以上が約1500発出玉と爆発力を備えたマシンをリリース。その後も『CR真・三國無双』や『CRおそ松くん』など馬力のあるスペックでブランドの特色を打ち出していった。

 このように、基本的には三洋本体と違う路線で展開することを目的としていたが、大本流となる『海物語』すら時代の流れとともに変化が求められるようになり、サンスリーブランドでも『GOGOマリン』や『ドラム海』、『清流物語』など、海関連のシリーズ機製造に着手することになる。

 そして今年、海シリーズでも重要なタイトルである『ギンパラ』もサンスリーが手掛けるようになった。4/19から登場する『Pギンギラパラダイス夢幻カーニバル』はサンスリーブランドで、1種2種混合タイプを採用した出玉のパワーがウリの新機種である。

 その「超RUSH特化型スペック」と銘打たれた連チャン性能は破格で、約85%の高いトータル継続率を誇りながら右打ち中の75%が1500発とケタ違いの出玉力を搭載。まさに夢のような出玉のパレードが展開するのである。

 当初から出玉力にこだわってきたサンスリーに見事にマッチしたスペックだが、もしかするとスピードとパワーが求められるP機時代においてメインストリームである『海物語』でも、継続率や出玉性能に特化したタイプが登場するかもしれない。本機はその布石であると、勘ぐりたくなるような流れともいえる。

 そんな私の期待とは裏腹に、直近で発表された海シリーズ最新作『Pスーパー海物語IN沖縄5』は王道を踏襲した三洋ブランドでのリリースとなった。

 ただ、時短回数のアップや2ラウンド確変専用モード搭載、『大海4』のビッグvib移植、2Dアニメを採用したマリンモードの進化など、絶対王者『海物語』といえども絶え間なくブラッシュアップ、レベルアップをしなければ生き残れない。そういった意味でも、サンスリーの出玉力を携えた『海物語』シリーズが登場してもおかしくない。

 今後は、三洋本体はもちろん、サンスリーの動向も注目である。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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