パチンコ店「7万発」をプレゼントの“調整”!? 「出玉ラッシュ」を前に凍りつく店員…その理由は「まさか」の!!

 今回は、私がやらかした最大の「調整ミス」。異常なまでの役物突破で大盤振る舞いとなってしまったエピソードをご紹介しましょう。

 それは先述した『CR RAIZINMAN』です。この台は3段クルーンを搭載しており、一度に無数の玉がクルーン1段目になだれ込むという特殊なゲーム性。その内の1玉でも3段目のV穴に入れば大当りとなります。

 この台はクルーンの当り穴が3段とも全て台の奥に存在。このクルーンが台によってクセがあり、たとえ全台同じ傾斜で調整したとしても玉の動きが異なる場合が多かったのです。

 私もそれは重々承知の上で、完璧に傾斜を調整したつもりだったのですが…。

 あれは忘れもしない『CR RAIZINMAN』の新装初日。私が調整した台は異常なまでに役物を突破し、結果的に「7万発オーバー」の出玉が炸裂してしまったのです。

 あの時は店長にメチャクチャ怒られました…。この一件を機に、私は同機種の傾斜担当から外されたのは申し上げるまでもありません。傾斜で大失態をやらかしたのは、後にも先にも『CR RAIZINMAN』だけでしたね。

 ただ、やらかしたのは私だけではなかった様子。他のホールでも思いがけない大量出玉が続出していたそうですね。中には「一撃19万発」という驚異的な記録を叩き出した方もいるとか…。

 役物機の傾斜調整は本当にシビアで難しいと、身をもって体験したほろ苦いエピソードでございました。

(文=ミリオン銀次)

<著者プロフィール>
 ホール店員・雀荘店員といった職種を経験。それらを活かし、ライターとして活動中。特に力を入れているのはパチンコ・パチスロ分野で、自身の遊技体験やホール店員時代のエピソードを中心にしたコラムを執筆している。パチンコ・パチスロ歴は10年以上で「打ちたい台をトコトン打つ」がモットー。結果として、目も当てられない大敗を多く経験。「悲惨なエピソードも明るく紹介したい」といった拘りを持つ。

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