パチンコ新台「通常大当りなし」の“極上確変”は逃すも…「右50%が15R」甘デジの一撃で大満足!?

 パチンコ・パチスロにおける快心の実戦。定義は様々だと思うが、大半は「大勝ち」を達成したものなどが当てはまるものだろう。大逆転を果たした戦いを挙げる方もいるかもしれない。確かに絶望的な金額から「チョイ負け」にまで取り返せた際は「もはや勝ち」といった最高の気分になるものだ。

 ただ、そういった「勝敗」とは関係なく満足して終えるパターンもある。先日の実戦も、そう呼ぶに相応しい内容だった。

 その日の主役は恋愛マンガの金字塔「めぞん一刻」とのタイアップ機。パチンコ・パチスロ両面で高い評価を得ているシリーズだが、何といっても感動エピソードが大きな魅力だ。

 心に刺さるBGMとの強力タッグを前に、我慢できず涙を流してしまった方も多いのではないだろうか。私もそうである。相性はあまり良くないのだが、感動したくて打ってしまう大好きなシリーズだ。

 そんなシリーズの最新作『Pめぞん一刻~Wedding Story~』は、大当り確率1/319.6のミドルタイプ。大当り時の60%で確変「Wedding Road」へ突入する。初当りが通常だった際は「電サポ200回」が付与されるなど、時短性能の優秀さも際立った仕様だ。

 特筆すべき特徴は金図柄が揃えば「Wedding Road祝言」へ突入する点で、次回は確変以上が約束される。通常時は5%の祝言確変割合が跳ね上がる点も魅力だ(祝言確変中25%、確変中は20%)。ひとたび確変を引ければ祝言確変への昇格&大連チャンに期待できるという、一撃性も有した仕上がりである。

 注目の演出は感涙必至のエピソードに加え、年代選択で楽曲が変化する年代別ミュージックセレクト機能を採用するなど必見の要素が満載。その世代向けに刺さる名曲と至極のストーリーの融合は、最高の感動を与えてくれそうだ。

 より一層「めぞん一刻」の世界観を楽しめるだけではなく、大量出玉も十分に期待できる構成。これは打たない理由がない。ようやく訪れた初打ちの日は、上機嫌で実戦をスタートしたのだが…。

 なかなか厳しい展開が待っていた。台の状態もイマイチで、さらには全くアツい演出が来ない時間が続いたのである。心が折れる前に大当りは引けたものの2連で終了。「Wedding Road祝言」も、新たに搭載されたエピソードも堪能することはできなかったのだ。

 それでも、変わらない感動と面白さを感じることはできた。不満に感じる部分もあったが、個人的な評価は上々だ。しかし、この日は台の状態も考慮し即ヤメを決断。「次の機会に期待しよう」と、出玉を持ったまま席を立ったのだった。

 その後は、最近お気に入りのパチスロ『絶対衝激Ⅲ』を遊技。コンテンツが魅力的なだけではなく、ヒキ次第では大量コインを吐き出すポテンシャルも秘めている。そんな本機で一撃を期待したのだが…。

 見せ場を作ることはできなかった。出玉を伸ばすことはできず、マイナスを増やす結果となってしまったのだった。

 ショボすぎる展開。ただ、イライラはしていなかった。『めぞん一刻』で心が癒されていたからだろうか。熱くなることはなく「最後は好きな機種を楽しんで帰ろう」と、自身が主力と考えるマシンの島へ向かったのである。

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