パチスロ「軽く3万枚」「閉店まで出っ放し」…爆裂ATの大事故に驚愕!!

文=ミリオン銀次

【この記事のキーワード】パチスロ, パチスロ北斗の拳-転生の章

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　パチスロ分野では大注目の新台が次々と始動しております。

　特に大都技研は、激アツの新台ムーブメントを巻き起こしている印象。『牙狼-黄金騎士-』や『押忍！番長ZERO』『秘宝伝解き放たれた女神』など、人気タイトル最新作を一挙に発表し話題となっております。

　どれも仕上がりが非常に気になりますが、激アツ新台を始動させたのは大都技研だけではございません。先日、三洋物産が手掛ける爆裂タイトル最新作『パチスロ聖闘士星矢』が適合したというビッグニュースが発表されました。

　スペックは明かされていませんが、「海皇を超える冥王の力がいよいよ目醒める」という紹介文からも、『パチスロ聖闘士星矢海皇覚醒』に続く後継機である可能性は高いでしょう。

『パチスロ聖闘士星矢海皇覚醒』がどれだけ高い爆発力を秘めているかは皆さんもよくご存じだと思います。爆裂スペックが極端に少なかった印象の5.5号機として登場した本機は、他を圧倒する出玉性能で万枚クラスの大量出玉を次々に量産。瞬く間に人気機種として活躍することとなったのでした。

　そんな爆裂マシンのDNAを受け継いだ新台ですから、仕上がりに期待してしまうのは必然といえるでしょう。「本命適合！」といった興味を惹かれる文言で紹介されている本機。今度はどのようにしてユーザーを楽しませてくれるのでしょうか。楽しみで仕方がありません。

　振り返ってみれば、私がホール店員として働いていたころも『パチスロ聖闘士星矢海皇覚醒』は凄まじい爆裂をお客様に披露しておりました。ドル箱が筐体上に置ききれずに、別積みされる光景も珍しくなかったのです。

　当然ながら、万枚クラスの大量出玉が炸裂することも少なくありませんでした。本機の豪快な出玉パフォーマンスを目の当たりにし、「やっぱりパチスロはこうでなくちゃ」と胸が高鳴ったのを今でも覚えております。

　無論、ホール店員として働いている時に同様の感情を抱いたのは『パチスロ聖闘士星矢海皇覚醒』だけではございません。5号機だけにスポットを当てても、実に多くの爆裂機が登場して参りました。

　この手の機種は、ネット上でたびたび「一撃2万枚オーバー」などの景気のいい出玉が報告されることもございますが…。そのような超出玉を吐き出している光景を、皆さんが実際に目の当たりにすることは滅多にないのではないでしょうか。

　私自身、ホール店員として約5年間お客様の台を見続けてきましたが、記憶や記録に残るような大爆発を目撃したのは数えられるほど。その中でも、アノ衝撃は他を圧倒しておりました。

　5号機を代表する爆裂ATマシンで繰り出された奇跡のヒキ…「開店から閉店まで出っ放し」という離れ業をやってのけた“豪腕”を忘れることができません。

　数年前のある日。私は遅番として夕方に出勤しました。鍵やインカムを取りに事務所へ行くと、早番として出勤していた同僚がニヤニヤしながら私に近づいてきてこう言いました。

「朝から出っ放しで、既に万枚出ている台がある」。

　カメラで確認してみると、『パチスロ北斗の拳転生の章』で大量のドル箱に囲まれている台が映し出されていたのです。

　羨望の眼差しを向けていると、同僚は「ATはまだまだ終わらないよ。さっき見たら勝舞魂80個あった」と話しておりました。

　万枚が出ている状況で勝舞魂が80個残っているともなれば、これから更に万枚クラスの出玉を吐き出しても不思議ではありません。「一体どれだけ出るんだ!?」といった好奇心が湧き上がってきたのでした。

　私が遅番の業務をスタートしてからも、該当の台は凄まじい勢いで出玉を伸ばしておりました。ドル箱を別積みする際に「勝舞魂どれだけ減ったんだろう」と画面をチラ見してみると、なんと減るどころか90個オーバーに増えているではありませんか！

　打っていたお客様のヒキは本当に神がかっていました。まったく危なげなくATを消化し、「開店から閉店まで出っ放し」という離れ業を達成させることとなったのです。

　最終的に「一撃3万枚オーバー」という記録的な大量出玉を獲得。メダルを計数している際に見せた幸福に満ち足りた笑顔はとても印象的でした。

　余談とはなりますが、私も後に続けと『パチスロ北斗の拳転生の章』を実戦しました。サッパリATが引けず、返り討ちに遭ったのは申し上げるまでもございません。

（文=ミリオン銀次）

<著者プロフィール>
　ホール店員・雀荘店員といった職種を経験。それらを活かし、ライターとして活動中。特に力を入れているのはパチンコ・パチスロ分野で、自身の遊技体験やホール店員時代のエピソードを中心にしたコラムを執筆している。パチンコ・パチスロ歴は10年以上で「打ちたい台をトコトン打つ」がモットー。結果として、目も当てられない大敗を多く経験。「悲惨なエピソードも明るく紹介したい」といった拘りを持つ。