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パチスロ『ジャグラー』一撃7000枚の衝撃!異常な大連チャン…その理由とは!?

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 2007年に5号機としては初のリリースとなった北電子『アイムジャグラーEX』。

 自店ホールに設置されてからは2年以上が経過していたと思うが、ある日の新台入替初日の営業中のこと…突如あり得ないような異常な連チャンが続いた。

 設定はともかく2000枚くらいまでは何とも思わなかったのだが、止まる気配は全くない。

 結局1時間足らずで3000枚超え。その後も狂ったかのような連チャンは止まらず、2時間が経過した頃に積み上がったドル箱は7つ。吐き出されたメダルも約7000枚を超える程になり本人は勿論のこと、周囲も「壊れた!?」等とざわつき始めていた。

 丁度その頃ホールに出勤した上長に状況報告をすると、事情を話しお客さんには止めてもらうことに。全く不満の言葉がなかったのは幸いだった。

 おそらく、お客さんも“異常”を察知していたのだろう。毎日のように来られてはジャグラーしか打たない常連客だっただけに、快く理解を示してくれたのである。

 さて。そのジャグラーの挙動というのがボーナス終了後にクレジット内の数Gで連チャンをし、それを繰り返すというもの。正に2、3号機時代の爆裂連チャン機と化した“裏モノ”を彷彿させるような動きだった。

 もちろんその常連客に怪しい箇所は一切ない。その方は入店すると2~3000円ずつお金を入れて、当らなければ台移動するという行為を繰り返す。その日も同じで当該機に座ったのは4台めで、それまでは空き台だったことが録画映像で確認できたのだ。

 一体、全体何が起こったのか…!? 

 思い当たるフシはすぐに浮かんだ。

 新台入替の晩のこと。その日は入替台数も多かったため、そういった際にお願いしている設置業者を呼んでいたのだ。しかし、その中に見慣れないメンツがいたのである。

 そして録画映像を確認していたところ、やはりその人物に“不審な動き”があったのだ。

パチスロ『ジャグラー』一撃7000枚の衝撃!異常な大連チャン…その理由とは!?の画像2

 小型店でセキュリティの意識も低かった自店だったが、懇意にしているコンサルからセキュリティ業者を紹介してもらいジャグラー全台を確認してもらった。すると「ROMがすり替えられている」台が3台も見つかったのである。

 それから設置業者の責任者に連絡を取ったのだが、その人物とは連絡が取れなかったらしい。まぁ、姿をくらますのは当然だろう。

「業者の責任者とグル」ということも考えられたが、それも違った。しかし責任者の申し出により、正規ROMへの交換や諸々の諸経費は負担してもらうことになったのだ。

 ちなみにROM交換された残りの2台を打ち進めたのだが、全くもってノーマル機の挙動。セキュリティ会社がいうには「特定の手順で連チャンする仕様ではないか」とのことだった。

 そして「当該機は、それが何らかの理由で暴発し大連チャンしたのではないか」ということだった。

 結局それっきり犯人の所在はわからなかったが、ROM交換した台で後日『打ち子』が抜いていく予定だったのかもしれない。

 そういった経験のなかった自店にはとんでもない出来事だったが、前向きに捉えれば「打ち子に細く長く抜かれることにはならなかった」「常連客に少しだけ良い思いをしてもらった」と考えることもできる。

 とりあえず、それまでゴトとは無縁だと思っていた自店の上長以下、私も含め従業員たちのセキュリティ意識が格段に高まったのはいうまでもない。

(文=オーハナB)
<著者プロフィール>
元ホール店員、店長経験者。パチンコ店の裏側で起きた出来事や、人間関係を題材にしたコラムを担当している。過去に話題になった業界ネタなど、時代背景を感じる記事も作成中。自身の思い入れのあるシリーズの動向にも熱い視線を注ぐ。

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