「最初からパチンコは悪という結論ありきで議論している人たち」…業界の大御所ライターが“反パチンコ論者”に物申す!

 以前、当サイトでは業界の重鎮・大崎一万発氏が、「論破王」の異名を取る「ひろゆき」こと西村博之氏を中心としたパチンコ討論番組から出演のオファーを受けるも「断った」という旨を報じた。※関連記事

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 その理由について大崎氏は「急なオファーだった」ことに加えて、テーマが「パチンコはとにかく不要」といった内容だったからと説明。「換金は合法か非合法化」といったデリケートな件も取り扱う予定だったそうで、換金については「業界人として議論する必要はある」としながらも、合法か非合法かに関しては「僕としてはどっちでもいい」とのスタンスだとした。

 大崎氏曰く、それに関して触れた自身のYouTubeチャンネル「まんぱつ」内の動画は「結構な評価をいただいている」そうで、「結論ありきでパチンコを叩く人はなんで多いんだろう」と疑問視。「パチンコが嫌いな人が多いのは事実」とした上で、新たな動画「反パチンコ討論会に出てみた、を思い出してみる」では、またしても反パチンコ論者に対して独自の意見を述べた。

 大崎氏が考える「パチンコが嫌われる原因」は、「楽して儲けたい、みたいな不埒な人々への嫌悪感」「胴元への偏見」「民族問題」の3点。昔はさほど気にされなかったものの、パチンコの規模が大きくなるにつれて反パチンコ論者が増えたという。

 そんな中で2011年に発生した東日本大震災。世間からのパチンコホールへの「節電の圧」がかかる中、「不謹慎厨みたいな方がたくさん出た」そうで、パチンコ必勝ガイドでは「チャンネル桜」という団体の主催による討論会が行われたのだそうだ。

 それについて振り返った大崎氏は、「結果的に構図は今と同じ」とひと言。「最初からパチンコは悪という結論ありきで論を積み重ねている人たち」が「とにかく悪い方に持っていきたいという風な討論会」だったそうで、まるで「建設的なものではなかった」という。

 象徴的なのが「なぜか韓国は、パチンコを全廃できたのか」の著者である若宮健氏で、若宮氏は「韓国はパチンコを非合法として無しにしてるのに、日本だけ残ってて依存問題などが起きている」と主張したそうだ。ただ、「韓国にあったものは、パチンコではなくメダルチギ」という機械であり、大崎氏に言わせれば若宮氏は「不勉強」。勉強をしないまま「間違いを積み重ねて本にしちゃった」ものの、なまじ影響力があったことから、若宮氏と同様の主張をする人が増えたそうだ。

 そもそも、パチンコは賭博ながらも「一時の娯楽に供する物を賭ける場合は、その限りではない」とされている。その辺の線引きが曖昧であるが故に「規制が入る」こともあるが、その都度、「認められた中」で様々な努力を重ねて現在に至っている。

 それを、「隙を突いて…みたいな言われ方をすると、それは感想でしかない」とは大崎氏。「パチンコは悪」とただ騒ぐのではなく、「じゃあ、なにが悪いの?」と建設的な積み重ねをしてこそ「パチンコが嫌いな人も好きな人もwinになる」とし、一面だけを見ると全体像が見えなくなる「玉虫色」のパチンコを、「なるべく俯瞰して面白がる方向で付き合っていただきたい」と話をまとめた。

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