パチンコ新台「95,000発」など超出玉が続出! 爆速CR機を踏襲したスペック性能に間違いなし!!

「95,000発」など超出玉が続出『P頭文字(イニシャル)D』

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 今回のピックアップマシンは、「スピード感を重視した高ループRUSH」で大きな人気を博したレジェンドCRマシンのコンセプトを受け継ぐ『P頭文字(イニシャル)D』(以下イニD)だ。

 冒頭で紹介したCR機とは『ぱちんこCR聖戦士ダンバイン』であり、メーカーが「スペック&ゲーム性を完全踏襲した」と明言している。当然、あの名機とさまざまな要素で比較されるわけだが、まずは『イニD』のスペックやゲーム性を見ていこう。

 本機は大当り確率が1/256.0となるライトミドルタイプ。『ダンバイン』にはミドルタイプも存在したが、コンテンツが惹く客層や遊びやすさとのバランスからこの確率帯を選択したのだろうと予想できる。

 確変突入率はヘソなら1%、電チューだと100%となる時短突破型のV-ST機となっている。『ダンバイン』では50%突入でST非突入時は100回転の時短が付与される流れなので、RUSH突入契機には違いが生じている。

『イニD』は初当り後のほとんどで時短に突入するが、その振り分けには100回or200回or65,535回の3パターン。トータルのST突入率は約51.8%になっている。

 肝心のRUSHは70回転のSTで継続率は約93%。高ループで高速消化の爽快感とともに本機の特徴となるのが、4つの大当りラウンドが均等に振り分けられている点。この手のRUSH搭載マシンには珍しく、出玉のダイナミズムを感じられる仕様なのである。

爆連報告が続出! 連チャン性能に間違いなし

「50連超え」も当たり前に発生するし、「84連40,000発」「一撃50,000発オーバー」など約93%ループが紡ぐ爆連実績が数多く報告されている。中には「終日95,000発」を叩き出しているデータも浮上。P機の進化した『ダンバイン』といえるかもしれない。

 ただ、スペック面ではいろいろ差異もあり『ダンバイン』の後継を強調しているものの、実際には「違うマシン」と言えるような感情を覚える向きもある。特に演出面では賛否両論巻き起こっていた。

 たしかに、P機になって過去最高レベルにスペック力が増し、ファンを惹きつける大きな要素となっている。ただ、その分演出を蔑ろにするマインドが目につくように感じることも少なくない。

 ネット上で散見される「スペックが良いからヒットした」というようなスペック至上主義を鵜呑みにしているのか。「どうせスマホ見るんだろ」と半ば諦めているのか。正直、よくわからない演出が大勢を占めている印象もある。

 もはや「スペックだけ良ければ」でファンが戻ってくる時代ではないのではないだろうか。

(文=大森町男)
<著者プロフィール>
 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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