甘デジ設定1でも「トータル連チャン率83%」…秀逸な演出も魅力の激熱パチンコ!!

 パチンコ『PAキャプテン翼 雷獣バージョン』は『CRキャプテン翼 黄金世代の鼓動』の甘デジバージョンとして登場。CR機からP機への移行期はこのパターンが頻繁に見受けられた。P機の性能を搭載した機種を試すのに、既存のマシンの甘デジタイプを活用するのは合理的であるからだ。

 特に、パチンコとしては久しぶりとなる「設定」の様子を見るのに確率の高い甘デジは、リスクを抑えられるのでメーカー・ファン両者にとって都合が良い。

設定1でも「トータル連チャン率83%」の激アツ!

 本機の大当り確率は設定1の1/139.73から設定6の1/95.81と少々低めになっており、設定5以下は1/100を下回る確率。遊びやすいながらも連チャンをしっかり味わえるようなスペックなのである。

 ゲーム性はミドルタイプと同じV確ループタイプ。初当りの50%で確変「VICTORY ROAD」に突入し、非確変の場合は100回転の時短に移行する。右打ち中は確変割合が65%にアップし、通常大当り後の時短は同じく100回転が付与される。

 確変自体のループ率はそれほど高くないが、時短による引き戻し割合が設定1でも50%を超えるので、電サポモード全体の連チャン性は強力でトータルの継続率が約83~87%にも及ぶ。

 演出面でも特徴的で、「VICTORY ROAD」中は翼を中心とした日本代表が各国と対戦する世界大会が繰り広げられるのだが、日本がシュートを決めると10ラウンド確変となりモード継続が濃厚となる。

 一方、守備アクションから敵にシュートを打たれると大ピンチ。この時点で4ラウンド大当りが決定している(若林チャレンジBONUS)のだが、ゴールキーパー若林がシュートを防ぐと確変、ゴールを決められると通常大当りとなり時短へ移行するようになっている。

 シュートの決定力が低くなるほどセービングの可能性がアップ。シュート時に表示される数字を石崎の顔面ディフェンスや若林のアッパーディフェンスなどで減らしていくのである。

サッカーをハイレベルでパチンコの演出に落とし込んでいる

 このように確変中はゲームのように展開するので原作やサッカーを知らないファンでもビジュアルで最大限に楽しめる工夫がされている。また、サッカーをハイレベルでパチンコの演出に落とし込んだという点でも秀逸な演出といえよう。

 ちなみに、設定推測要素は少なく、時短終了後のリザルト画面のみで展開される。この場面でサンセイのオリジナルキャラ「トントン」が出現すれば高設定の期待度が高くなる。

 また、出現パターンは複数存在。金色やスイッチオンのロゴマークを持ったものだとさらにチャンスがアップするようだ。特に後者が出現すれば設定6が濃厚。時短終了後は「キャプテン翼」のロゴの右下に注目しよう。

(文=大森町男)
<著者プロフィール>
 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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