パチンコ「スペック、ゲーム性、演出」など全方向に覚醒!!
新台JUDGEMENT 『P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~319Ver.』
ホットな新台をユーザーの感想を交えつつ掘り下げていくこのコーナー、【激アツ新台実戦JUDGEMENT】。
今回のピックアップマシンは、新機軸の連チャンシステムを搭載しパチンコ界に風穴を開けた萌え系マシンがさらなる覚醒で覇権を目指す『P緋弾のアリア~緋弾覚醒編~319Ver.』(以下アリア覚醒ミドル)だ。
もともとはライトミドルで登場した『アリア緋弾覚醒』をミドルタイプにスペックアップした本機。当然、もろもろの性能が向上している。
とくにポイントとなるのが初当り。ヘソ抽選時は大当りすると必ず最大出玉10ラウンド約1500発を獲得できるのである。大当りすれば電サポモードに移行するようになっているが、それをスルーしても1500発が残るのは非常にありがたい。
ライトミドルでは3ラウンド約400発だったことを考えると大きな違いで、「左性能は『海』に匹敵」「ヘソ1500確定で悪くても時短100ってスペックだけなら初代ミドル越えてない?」など評価の声が高まっている。
また、RUSH(強襲任務)突入の振り分けも50%から65%にアップし、より連チャンへの入り口が広まった。「強襲任務」の継続率は約75%と変わっていないが、当選期待度は約1/73から約1/51と確率が甘くなっている。
さらに、ストックタイムへの突入契機となる「LIGHTNING BULLET CHANCE(LBC)」の振り分け率も上がっているようで、「V ATTACK STOCK TIME」を体験しやすく改良された点も注目だ。
ライトミドルでは「強襲任務」中の大当りの25%がLBCに移行したが、本作では右打ち中の32%でストックチャンスが発生するのである。
進化した『アリア』がミドル戦線に風穴を開ける!
このように安定感やゲーム性がレベルアップし、群雄割拠のパチンコミドルタイプ戦線で「覇権」が視野に入るくらいの高評価が揃っている印象だ。ほかにも「先読みカスタムが仕事するようになった」「演出が変わった(良いほうに)」など、細かなブラッシュアップもあって、完成度が高まっているという。
ただ、本機最大の見せ場となるストックタイムにまでたどり着けないパターン、とくに70回転の「強襲任務」を突破できないような展開が続くと『アリア覚醒ミドル』の魅力を十分に感じられないで台の印象も大きく変わってしまうだろう。
もちろん、肝心の出玉性能も良好で、20連、30連の連チャンが発生し、1回のRUSHで40000発や50000発の出玉も期待できる。
それほど速さには軸を向けていなかったり、現状のトップクラスのマシンと比較すると出玉力は多少落ちるものではあるが、総合力やゲーム性の面を考慮すれば最前線でも勝負できる機種ではないだろうか。