スロット「投資2050枚→奇跡の逆転」…激熱タイムで19セット上乗せも!!

　ひろ吉のパチスロ「実戦」紹介。今回はパチスロで大人気の「Rio」シリーズ最新作、6.5号機で登場した『スーパーリオエース』（山佐）について書いていきたい。

　本機は純増約2.3枚のATで出玉を増やしていくタイプ。通常時は主にレア役や全役でチップの獲得抽選を行う「リラックスモード」でチップを10枚集めることでCZ「リオチャレ」に突入する。CZは期待度や報酬が異なる3種類をATベルの1stナビで決定し、成功で当選となるボーナスからAT突入を目指していく。

　ボーナス当選時は「ご褒美ブレイク」で初期差枚数を決定。CZやチップの種類で上乗せ期待枚数が変化する。そしてボーナス消化中はレア役でATのチャンスとなり、金7揃いでAT確定だ。

　AT初当り時は、33G継続の「リオタイム」or77G継続の「リナタイム」で「リオチャンス」をストック→1セット3Gの「リオチャンス」で「リオラッシュ」のG数を獲得→「リオラッシュ」の流れとなる。

「リオラッシュ」消化中は、主にレア役やBAR揃いで「ポーカーバトル」の抽選を行う。バトルは6G間継続し、ベルで勝利抽選、レア役は勝利確定だ。そして勝利することができれば「G数上乗せ、ボーナス、ショータイム、リオ（リナ）タイム」のいずれかの報酬を獲得できる。

　G数上乗せ特化ゾーン「ショータイム」は、10G＋α継続。ベル、レア役で上乗せを行い、レア役成立時は20G以上の上乗せとなる。さらに金7揃いで「ショータイム」をストックすることが可能で、大量上乗せの可能性を秘めた特化ゾーンとなっている。

　ここまでスペックについて説明してきたので、そろそろ本題の実戦内容を紹介していきたい。

■連続ハマりで嵩む投資…AT突入で逆転なるか!?

　この日は開店直後に来店。特に狙いがあったわけではないが、連日フル稼働の『スーパーリオエース』が一台だけ空いていたのですぐに着席した。朝一は、100Gを超えたところでチップが10枚貯まりCZに突入。成功期待度が約60％と高い「キープアウト」が選択され見事成功。まずはボーナスをゲットする。

　ただ、「ご褒美ブレイク」で獲得した枚数は70枚。かなり微妙だ…。ボーナス中はチャンスリプレイ、弱チェリーとレア役を引くがATはなし。通常に戻り、ここから500Gハマりで当選したボーナスをスルー。さらにボーナス間天井（597G+αでボーナスに当選）まで持っていかれてしまい、このボーナスでもATに入れることはできなかった。

　朝から最悪の展開にげんなり。この後、さらにボーナスを1回スルー。5回目のボーナス中に金7揃いして、ようやく初のATをゲットする。ここまで約1500G、投資はすでに2050枚…逆転はかなり難しそうだ。

　まずは「リオタイム」で液晶上では、5つストックを獲得。続く「リオチャンス」では、強チェリーから30G＋ストックなどもあり、12セット継続で「リオラッシュ」は110Gの獲得に成功した。

「リオラッシュ」開始後は、すぐに高確率となる赤月ステージから「ポーカーバトル」に発展し、バトル中にチャンスリプレイを引いて勝利。報酬は20Gの上乗せで物足りなかったが、50Gほど消化したところで再び「ポーカーバトル」に発展。ベルを4回引き、またも勝利することができた。

　そして今回の報酬は「ショータイム」。すんなり特化ゾーンをゲットすることに成功したのである。

「ショータイム」消化中は、弱チェリーで20Gが1回、残りはベルで5Gや10Gの上乗せを重ねて合計55Gの上乗せ。レア役を引いたわりにはイマイチだったが、これで残りは116Gとなった。

「まだまだ伸ばせそうだ」と思っていたのだが、ここからは＋30Gと＋20Gがあったものの…その他は「ポーカーバトル」で3敗。あまり伸ばすことができず、800枚ほどを獲得して終了となった。

■大チャンス到来!!上位特化ゾーンで爆乗せなるか!?

　ここまで高設定に期待できる要素は何一つなかったため、「ACEモード（CZ突入確率＆成功確率アップ）」となる1周期目だけ回してやめようと思っていたが…CZ成功でボーナスに当選。さらにボーナス中のチャンスリプレイからATもゲットした。

「これは逆転もありえるのでは？」と思い、少しだけ期待をしながらATを開始したのだが…なんと「リナタイム」に突入。滅多に入らないものだと思っていたので、かなり驚いた。いずれにせよ、これは大チャンス。そして、消化中は19個のストックに成功して「リオチャンス」へ。

　ここではレア役を引くことはできなかったが、26セットまで継続して240Gを獲得した。さらに少し消化したところで突入した「ポーカーバトル」中にチャンスリプレイを引き勝利。報酬は「リオタイム」で再び大量上乗せのチャンス到来だ。

「リオタイム」中は4つストックをゲット。「リオチャンス」は8セットでロング継続とはいかなかったが、30Gや20Gなどの大きめの上乗せもあり合計は100G、思った以上に上乗せしてくれた。

　その後も「ポーカーバトル」では勝利が多く、「ショータイム」にも2回突入。65G→60Gと順調に上乗せをして一撃1700枚まで伸ばすことができた。

　その後は1周期だけ回してCZをスルーしたため実戦終了。総投資2050枚、回収2350枚で波乱の末になんとか勝利を収めることができた。

　最後に今回の実戦データを紹介する。

■通常時の回転数：1648G
■ボーナス初当たり確率：約1/274.6（1/247.2～1/230.5）
■AT初当り確率：1/824（1/605.2～1/438.8）
■ボーナス中「チャンスリプレイ、弱チェリー、スイカ」によるAT当選：約18.1％（22.7%～25.8%）
※（）内の数値はすべて「設定1～設定6」の抽選確率
〇〇〇

　サンプルは多くないが、どの数値を見ても設定1以下。画面系でも高設定示唆は一度も出現していないため、低設定が濃厚だろう。

　低設定挙動ながらもATに入れてしまえばやれる感があり、とても楽しむことができた。上乗せや特化ゾーンの契機となる「ポーカーバトル」は出現率が約1/48と高く、チャンスが多いのも魅力といえるだろう。ただ、朝一のような展開は怖い。次回は高設定を狙える機会に打ちたいと思う。