パチンコユーザーも注目…不安定な世界情勢は「思わぬところ」に影響を?

あるユーザーのツイートが話題に

「今後1g金商品の買い取りの休止を予定しております。」と書いてある紙が景品交換所に貼られているとTwitterのタイムラインに流れてきました。1gというと少ないと思われますが、特殊景品の大景品にあたります。「大景品の買取ができなくなるのでは?」とユーザーの間で話題になっているようですね。

 都内のパチンコ店で得た特殊景品は基本的にTUCと呼ばれる交換所で交換できますが、その景品には本物の金が使われています。つまり、金の相場によって買取額が変動するのです。

値上がりの原因は不安定な世界情勢にあり?

 ここ3年で買取額はなんと3000円も値上がりしており、その原因は世界情勢の影響によるものが大きいです。「コロナウィルスやウクライナ侵攻による株式や債権の相場が悪化」→「投資家が安全資産として金を購入」→「金の高騰」といった流れで特殊景品の買取が値上がりしているのだと考えられます。

 特殊景品を集めて、値上がりしたタイミングで交換に出すユーザーも中にはいる様子。買取休止の案内は、そのようなユーザーにとってはあんまり良くない知らせではあることは間違いありません。

 では、一体なぜ大景品のみ買い取りを休止にする予定なのでしょうか。これには風営法が関わってきます。

風営法によりこれ以上の値上げが不可能?

 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則には「賞品の価格の最高限度に関する基準は、九千六百円に当該金額消費税等相当額を加えた金額を超えないこととする」と書かれており、これはつまり特殊景品を9600円に消費税を加えた10560円を超える買取が不可能ということです。

 現在の買取金額は9000円なので、金相場が高騰し続ける可能性を考慮すると大景品の買い取りを廃止する流れは当然といえるのかもしれません。

買取休止の案内に焦るユーザーも

 Twitterでは200個以上所持しているユーザーから「早めに交換に行かないと」「明日にまとめて交換しなきゃ」といった、今回の買い取り休止予定の案内に焦る声がチラホラ見られます。

 おそらく大景品廃止後は中景品と小景品のみとなりそうですが、「新しい景品を作るのでは?」との噂もあるようです。現状は都内のユーザー以外には関係なさそうな話ではありますが、自宅に保有している方は交換する時がきたのではないでしょうか。

SYU39

大学生からパチンコ・パチスロにハマり授業が終わっては打つ日々を送っていた。歴としては2019年から現在までと浅いが、解析に出ていない新台を考察することが得意。普段は設定狙いからボーダーを意識して立ち回っているが収支は自慢できるほどではなく趣味として楽しめている程度である。当サイトでは有益な実戦記事や考察記事などを作成していきたい。好きなコンテンツは『戦姫絶唱シンフォギア』と『バイオハザード』。

Twitter:@syu39pac

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