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パチンコ「回らなすぎ問題」その根本原因は?極限まで絞る一部ホールにウンザリ…ストレスなく遊べた昔が懐かしい

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 大手パチンコメーカー・平和が実施していた遊技動向アンケートの結果が、自社のTwitterアカウント「平和宣伝チーム」にて発表されました。

 その中で、「パチンコで不満を感じる部分」という項目があったのですが、1位の結果は圧倒的に「回らない」という回答。その割合は実に80.9%でした。

 この「回らない」という部分に関しては、スペックが甘すぎて回せないような一部の機種を除けば、その原因は概ねホール側によるところが大きいと思われますが、個人的にも非常に共感できる意見だと思います。

「一物一価の徹底」も原因のひとつ?

 私自身、2012年頃まではパチスロと同じくらいパチンコも遊技していましたが、パチンコを打たなくなったキッカケは、あの“一物一価”の徹底でした。

 それまでのホールは、パチンコとパチスロの交換率が異なるのは当たり前。また、1円パチンコに関しても、当時は4円Pと交換率が違うのは普通でしたから。

 それが、先の徹底により、PとSの交換率を合わせることによってパチンコが圧倒的に回せなくなったと思うんですよね。パチスロはそれ以前に起きた某大手の影響による等価交換の流れで全国的に多くのホールが等価、もしくは準等価での営業になっていたと思います。

 それでPとSどちらに合わせるのかとなれば、Sを基準にする店が多数なのは当然でした。完全に定着しているSをPの基準に合わせるのは無理がありましたし、パチスロのスペック的にも合わなかったはずです。

 私の地域のパチンコは33~35玉交換という形態が多かったのですが、それに合わせると7枚交換とかになっちゃいますから。そうなるともう昭和の時代に逆戻りです。

 それで仕方なくSに合わせるのですが、そうすると25~27.5玉交換になっちゃうので回せなくなるのは至極当然。この頃にパチンコから離れていったユーザーは多いと思うんですよ。

最近の「回らない店」は限界まで絞っている

 私もその一人でしたし、当る・当らないは仕方ないにしても、あまりにも回らなくてストレスが溜まる一方でした。その反面、パチスロはコイン持ちの悪い機種でも3枚入れれば1回転は回せますからね。

 ましてや最近の回らない店なんかはもう限界まで絞っています。これは某大手ホールでの実体験ですが、500円で2回転、更に500円を追加して4回転の都合1000円6回転なんて喰らった日にはもう絶望しかありません。

 読者の皆さんはそんな台で続行できますか? 私には無理です。これで1/300の台を大当りさせるには幾らかかるんだ? と思わない方がおかしいかと。“ムラ”で済ませるレベルじゃありませんからね。

 といった感じで、回らなさ過ぎるパチンコに嫌気がさして打つ機会がめっきり減ったのですが、もう少しだけでも何とかしてほしいものです。小銭を入れながらストレスなく遊べた昔のパチンコ機が懐かしいです。

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 私は勝ちにくくなっても交換率が下がっても平気なので、少しでも回る台でノンビリと打ちたいですね。現実的には困難でしょうけど、チャレンジしてくれるホールが現れてくれたら嬉しいです。

 某有名パチンコブログでも度々提唱されているパチンコの「低交換率化」。メーカー、ホール、ユーザーが歩み寄りながら、より良い遊技環境が整っていってくれればと思います。

電撃しらっち

電撃しらっち

業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や業界関係者への取材記事、羽根モノや一発台を特集するなどオールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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