【新台実戦JUDGEMENT】一撃万発も余裕「衝撃の9万発報告」も! 2400発が75%ループする強力性能で新境地を切り拓く!!

 【新台実戦JUDGEMENT】。今回のピックアップマシンは、一撃無双の小当りRUSHで圧倒的出玉破壊力を実現するなど、『無双』コンテンツがさらなる出玉性能の高みを目指した爆裂マシン『Pベルセルク無双 冥府魔道ver.』(以下ベルセルク無双魔道)だ。

期待出玉は「約2400発」と小当りRUSHの性能がパワーアップ!

 前作の『Pベルセルク無双』は、大当りと小当りRUSHによる期待出玉約2000発が75%でループする「最狂RUSH」を引っ提げて登場。その過激な出玉性能で多くのファンから支持を得たが、本機はその別スペックバージョンとなる。

 どちらもミドルタイプで大当り確率は同じ約1/319.7、さらに確変継続率も75%と一緒。では、どの部分が改良されたのか。まずは突入率。前作では継続率とイコールの75%だったが、本機では50%に引き下げられている。

 ただ、正確にいうと、前作の突入率75%はあくまで確変の突入率で、初当り時は確変の7.5%しか直撃フラグはない。右打ち中は75%の確変大当りを引けば必ず小当りRUSHに突入したので、実質的な突入率は3/4(75%)×3/4(75%)で56.25%。直撃分があるのでもう少し数値は高いが、表の数字から想像するより突入率は低くなっていない。

 さて、突入しづらくなった分は当然出玉に変換されるのだが、『ベルセルク無双魔道』の期待出玉は約2400発に増加。大当りの出玉は10ラウンド約1000発と同等なので、単純に小当りRUSHの性能がアップした格好だ。

 ちなみに、この期待出玉2400発というのはあくまでRUSH1回あたりの理論値。これが75%でループするのでRUSHトータルで期待できる出玉の総量は9000発近くになる。

やはり出玉性能は相当に厳つい様子

「450回以上ハメてほぼ10000発」「11連で26000発」などの実戦報告があるほか、「90000発報告見つけて震えている」といった口コミも存在。やはり出玉性能は相当に厳ついようだ。

 肝心のRUSH「ベルセルクEXTRA冥府魔道」は、ほぼ毎回転のようにEXTRAアタッカーが開放し、13発の払い出しが受けられる。モードは液晶に「ENDシャッター」が表示されるまで継続。

 シャッターが閉まるとバトルに発展。ガッツが勝てば大当りとなるが負けた場合は基本的にRUSH終了となる、ただ、右打ちでゲートに玉を通過させた際にギミックが作動すると逆転大当りになるパターンも用意されている。

 このような流れとなっているが、RUSH性能に関して若干不透明さを感じる部分がある。右打ち中の大当り確率は約1/80だが、小当り確率が1/1だとしても、13発賞球×80だと1000発ちょっとにしかならない。

 小当りRUSH1回転あたりの出玉増加は約15.4発という表記を目にすることもあるのだが、それでも1200発ほど。期待出玉1400発にはまだまだ遠い。そこで注目したいのが、メーカー機種ページに掲載されている「敗北確率 約1/320」という数字だ。

 普通に右打ち中の大当り確率1/80だけでなく、RUSH終了に関わる何かが別で抽選されているのではないのか? つまり、転落抽選で、その確率が約1/320となっているのではないかという推測である。まあシンプルに2R通常(=RUSH終了)を引く割合と(25%=1/4)右打ち中の大当り確率(1/80)を掛け合わせ数字(4×80=「320」)を敗北確率として表記しているだけなのかもしれないが…(笑)。

 いずれにせよ、より進化した小当りRUSHによって破格の出玉性能を実現した『Pベルセルク無双 冥府魔道ver.』。大当り1回という純粋な一撃に限定すれば無限の可能性を秘める最強の攻撃力を装備したマシンといえるだろう。

大森町男

羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

Twitter:@machioooo777

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