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『パチスロ』成立後に察知することって別に嬉しくないのでは??️【ゴトロニの人生4コマスベリ】
■某芸人ばりに裏目っている2023年秋
皆さん、うおおおおおおおおお(挨拶)!! ゴトロニです。
競馬では白熱した秋のG1戦線が行われていますが、私の馬券結果は一足早く極寒の境地。ド真冬です。
ここまでスプリンターズS(10/1・中山)は何を買ったか忘れたけど、スカ。メイケイエールだけは来ないだろうと切ったのは覚えていますが、メイケイエールちゃんは妙に可愛いのでまた応援してあげたくなります。
秋華賞(10/15・京都)が素直にリバティアイランドから入ったものの、2番人気と3番人気が続くことは決してないだろうとネバーダイな馬券で勝負したら、あっけなく2番人気と3番人気を引き連れて来て、無事終了。
菊花賞(10/22・京都)は、当舞台に向いている血統と、ちょうど放映されているウマ娘との絡みでサトノグランツを軸に自信満々の勝負を仕掛けました。こう見えてもね、色々考えて馬券を構築しているんですよ(オカルト・ネタ込み)?
ところがどうですか。直線を前に全くやる気ゼロの競走でジエンド。仕掛けどころで上手く被されちゃったのが痛恨だったのかなぁ。まぁ、サトノの呪いは生きているよ。
そして、天覧競馬となった天皇賞・秋(10/29・東京)はイクイノックスがどう勝つかのレースに過ぎず、あとは3着までに何が来るかという見立て。そういう意味では秋華賞と似た感じでしたが、出走頭数が少なく、自分のレースに徹すれば各馬の強みが活きるだろうと2番人気のドウデュースの複勝1点で攻めたところ、この馬だけ自分のペースで走れず、大惨敗。
直線の逆噴射ぶりは全盛期のツインターボ師匠かと思いましたが、師匠は徹底した逃げ脚質だからこその魅力があったわけで、急遽ヤネが変わった影響が多分にあるとはいえ、今回は0点です。猛省して。
コヤツ、物凄くゴールドシップ臭がするなぁ。
■現代のG1馬はムキムキもムキムキよ
そんな感じで忘れないうちに悲惨な馬券報告をしたところで、本題の今回のパチスロの過去話をば。
順序はまたも前後してしまうのですが、G1繋がりで『ジーワンウイナーズ』を行ってみましょう。
え? そんなの知らないって? 名機を多数輩出し続けたあのタイヨーの台ですよ??
などとすっとぼけていますが、これが私自身全く見かけることがなかったレベルの逸級品なので知らなくて当然です。パチスロ歴が長い人に「競馬をモチーフにしたパチスロ台と言えば何ですか?」と訊いても、0票獲得はほぼ確実。それくらいのドマイナーっぷりであります。
そうなるのも当然と言えば当然で、まずパネルの馬が舐めてんのかと思う程の貧相ぶり。ガチの競馬ファンからしたら、愛嬌の欠片もなくて見つけ次第即台パンも辞さないし、それも許されるでしょう。
そして、ストップボタンがカチカチの金属剥き出し仕様で、長時間打たせる気が全く無いのもマイナス。あれでなぜ売れると判断したんでしょうか。売れるためにはプレイヤーにとって長時間の稼働でも疲れない作りにするのは大前提です。別に北斗神拳伝承者を目指し、指先を鍛えるためにパチスロを打つわけじゃないからね。
じゃあ、なんでそんな台を取り上げるのか、墓を掘り起こすような冒涜はやめよと思うかもしれませんが、どうやらパチスロ史上初となる1枚役を採用したマシンとのことなんですよね。
確かに言われてみると過去にあるのは、チェリーの2枚が払い出しの最低ライン。
ただ、2枚の配当でも投入枚数の3枚を超えないので、「結局は減る」ということを考えれば、1枚役はもっと前からあっても良かったんですけどねぇ。
このようなツッコミどころではあるものの、昔の実機制作現場って、暗黙のルールというかこだわりというか、謎のシキタリ的なものが色濃くあったんですよ。その辺はいずれ紹介できるといいなぁとは思います(だいぶ先になりそうだけど)。
話を戻しまして、そんな1枚役はどんな役割を担っていたのかというと、ボーナス成立を告げるチャンス的ポジション。2種類(ニンジンとフラッグ)ある1枚役が揃うとボーナスが当っているかもよって感じでした。
当時の規定では5号機以降でお馴染みの小役との同時当選や、4号機で一世を風靡したストック機能がないわけで、単純にボーナス成立後に確率がアップするという単純なカラクリでして、人によっては単に屈辱のサインとなるだけ。しかも、フォローするのが面倒な上にそんなに信頼度が高くないという記憶アリ。
何じゃこれって感じで、さすがの私も2回くらいしか触っておりません。
何故こんな1枚役を作った??
今となっては、1枚役はAT抽選で活躍するチャンス役として、あるいはボーナスマシンだと成立ゲーム限定で特殊なリーチ目を出現させるためとしてなど、使い方が洗練されてきましたが、「業界初」というものは存外こういう地味な役割で終わるものなのかもしれません。思いついて取り込んだまではいいけど、使い道までは深く考えていないって感じで。よくある話ですね。
こんな風に私にとっても厳しい印象の一台でしたが、タイヨーはその前に『ゾディアックα』や『アクアリオ』を出していて、パネルや絵柄のデザインがセンス溢れるものだったんですよ。その落差で裏切られたという気持ちが強く残ったのかもしれません。
なお、この後にタイヨーは大躍進します(私の中で)。筐体とか諸々チューンナップしたので、今から察するにはちょうど開発が打ち切られ、半端な形で世に放たれたのかなという気もしていますね、ハイ。そんなことが許されるんですかと思うのが普通の思考でしょうが、これもよくある話だったんですよねということで、また次回もよろしくお願いします。
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