パチスロ『ジャグラー』に変わる王者？ 伝統の「ハイビスカス告知」に「新要素」合体で快進撃の予感!?

「ハイビスカスが光ればボーナス」でお馴染みの『ハナハナ』シリーズ初の25パイ機『グレートキングハナハナ』に続く話題作が登場する。

　25パイ市場の開拓へ挑戦的な機種をリリースしていく、パチスロメーカーパイオニアの「アタック25～百華繚乱プロジェクト～」第2弾として最新機種『シークレットハイビスカス』を発表した。

　純増312枚のBBと、純増104枚のRBで出玉を増やしていくノーマルタイプ。ボーナス合成確率は1／171（設定1）～1／119（設定6）で、出玉率は96.5％（設定1）～110.1％（設定6）となっている。

　最大の特徴は、これまでとは異なる「新告知ランプ」を搭載している点だ。『シークレット』という名の通り、「プレイヤーだけ」にボーナス成立を告知するランプを採用した。

「告知ランプの視野角は49度となっており、ランプが点灯しても横の遊技者からは見えないようになっています。ハイビスカスランプのアピールは強烈ですから周囲の注目を集めますよね。

目押しの苦手な方などは、その点を気にしてしまうこともあったようです。周りを気にすることなく『ハイビスカスが楽しめる』というコンセプトを、喜ぶ方も多いかもしれませんね」（パチスロライター）

　告知タイミングは先告知が1／3、後告知が2／3と25パイ機らしい振り分け。チェリー同時当選時は後告知のみと、チェリー出現時のドキドキ感を維持できる仕組みも注目だ。

「沖スロのイメージを残しつつ、万人向けの機種として開発した」と自信をのぞかせていることも納得だが……。

　一部では25パイ完全告知機の「絶対的王者」を連想させる仕様に対し、さまざまな意見が出ているようだ。

「告知のタイミングや割合など『ジャグラー』を意識している感じはしますよ。スペックに関しても、ボーナス出現率や比率など『マイジャグ』シリーズに似ていますからね。

発売時期は『マイジャグ2』が認定切れになる頃ですから『その辺を意識しているのでは？』という意見もあります。確かに『マイジャグ2』を撤去したホールが、類似した機種の設置を考える可能性もあるかもしれません。

過去に『ジャグラー』に寄せた機種が成功を収めたことは皆無に等しいので、簡単ではないと思いますが……。ハイビスカス告知は絶対的な認知度を誇っていますし、スペック的にも悪くないですからね。期待しているホールもあるのではないでしょうか」（同）

「葉っぱのみ点灯」や「バウンドストップ」、停止ボタンが効かない「違和感告知」など多彩なプレミアムパターンも搭載。打ち手を飽きせない要素を盛り込んでおり、幅広いノーマル機ファンに楽しんでもらえる仕上がりと言えそうだ。

　パイオニア伝統の「ハイビスカス告知」と、プレイヤーだけにボーナス成立を知らせる「シークレット告知」が融合。名物メーカーパイオニアの意欲作は、王者『ジャグラー』に迫る活躍を見せるのだろうか。

　25パイ市場の開拓を目標に掲げる「アタック25～百華繚乱プロジェクト～」第2弾の『シークレットハイビスカス』は5月に登場予定となっている。