パチスロ「規制の影響なし」「AT機に匹敵」性能!? 営業利益「101.2%増」メーカー破竹の進撃も
平成30年度3月期における遊技機販売で売上高が前年度比5.9%増の「862億2,000万円」、営業利益は同101.2%増の「101億8,100万円」と大きく利益を伸ばしたSANKYO。
昨年リリースした『CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア』は、中古機価格が3月に「92万6438円」にまで上昇。増産も決定するなど、今なおホールを盛り上げている存在だ。その後にリリースした機種も好稼働を見せるなど、同社はパチンコ分野でずば抜けた存在感を放っている。
そんな業界のリーディングカンパニーが、2018年はパチスロ分野においても活躍を見せそうな気配だ。
「7月にリリース予定のRT機『パチスロ トータル・イクリプス』を、有利区間最大1500Gの影響を受けないということで注目している方が多いようです。そこは5.9号機の弱点ですから。RT機であっても設けなければならない機種もありますが、サミーさんのGRTタイプのように該当しない機種は評価を得ているケースが多いですからね」(パチスロライター)
指示機能を制限する「有利区間」が搭載されていない本機は「240枚のビックボーナス」「最大125枚のチャージモード」という2種類のボーナスで構成されている。
ビックボーナス終了後は「RTのゲーム数」を決めるCZに突入。その間に発生するカットインの停止出目によってゲーム数は変化し、最大は「400G」となっている。※(100G・200G・400Gの3パターン)
そんな本機の「強烈な性能」が話題だ。
「RTは獲得したゲーム数を完走するか、RTループが確定するBIGに当選するまでは終わりません。BIG確率は全設定共通のため、設定不問でRTループに期待できる仕様ですね。
ユニバさんの『ゆるせぽね』も前代未聞の『700GのRT』で話題になっていますが、ループとボーナス貫通型RTで出玉を増やす本機の性能のほうが強力だと思いますね」(同)
RT中における「チャージモード」の”ヒキ”が極めて重要になるわけだが、そこに「大きな設定差」がある点は見逃せないポイントだ。1/496~1/200と、その差は歴然。合算確率で見ると、設定1と設定6では「差が大きすぎる」との声も上がっている。
「低設定の方が400へ入りやすいというような話もありますが……。まとまった出玉を得るためには、設定を使ってくれるかが非常に重要になることは間違いないでしょう。その点は気になりますよね。
いずれにせよ400Gをどれだけ引けるかだけではなく、BIGとCBをどのように引けるかによって展開は大きく変わるなどA+RTスペックの中でもトップレベルの”荒さ”です。万枚も可能なAT機と同等の投資スピードと言われていますね。
ART機として出た前作は”イチかバチか”という感じの博打台でしたから、ファンは今回のような仕様を歓迎するかもしれません。一撃を求めるユーザーも多いですし、予想以上の活躍もあり得ますよ」(同)
ART機の開発が厳しくなったこともあり、出玉リミッター「有利区間」の搭載義務がないRT機への注目が高まっている昨今。
賛否両論ではあるが『トータルイクリプス』のような、出玉に特化した”爆裂機”が快進撃を見せる可能性は十分にあるだろう。7月の導入が楽しみだ。
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