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武豊騎手との「凱旋門賞制覇」を託されたヴィニーと「サトノダイヤモンドの妹」が今週の新馬戦で激突!果たしてデビューを飾るのは「夢」か「現実」か……

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 今週の競馬は3日間開催だが、その最終日10日(月)に京都で行なわれる牝馬限定の新馬戦(3R、芝1600m)が「超良血馬対決」として早くも話題になっている。

「この馬と武豊騎手で世界最高峰の凱旋門賞(仏G1)を勝ちたい」

 そんな株式会社キーファーズの松島正昭氏から壮大な夢を託されたヴィニー(牝2歳、栗東・池江厩舎)は、昨年のセレクトセールで1歳牝馬では最高額となる1億3500万円で落札された超良血馬。

 オーナーである株式会社キーファーズの代表・松島氏は武豊騎手に心酔しており、所有馬を尽くこの天才騎手の手綱に託していることでも有名。まだ昨年からJRAで馬を走らせ始めた”新米馬主”だが、このヴィニーの登場はついに「夢」の実現へ向けて本腰を入れ始めた証だろう。

 なによりもヴィニーの前評判が極めて高いのは、超良血だからというだけではない。

 管理する池江泰寿厩舎は、今年も日本ダービー(G1)2着のサトノダイヤモンドを輩出するなど、毎年のようにクラシック候補が集う関西屈指の名門厩舎。ヴィニーはそんな池江厩舎で「牝馬ではこれがNo.1」と噂されている存在だ。

 早くも来年の桜花賞(G1)やオークス(G1)はもちろん、陣営は「3歳の秋にはフランスに行きたい」と早くも凱旋門賞を意識。世界の頂点までのエスコートを託したのは、当然武豊騎手とオーナーが主導する壮大な夢が大きく拡がろうとしている。

 だが、そんなヴィニーがデビュー戦で早くも大きな試練を迎えている。もしかしたら、今回が、来年の3歳牝馬クラシックの覇権を懸けて戦うことになる「最大のライバル」との”第1ラウンド”となるかもしれない。

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