GJ > 競馬ニュース > 「ブエナビスタの仔」も惨敗
NEW

「サトノダイヤモンドより高い馬」も「ブエナビスタの仔」も惨敗……切ない風が吹いた11月中旬の2歳戦

【この記事のキーワード】, ,
satonodaiyamododa-bi-.jpgサトノダイヤモンドは間違いなく強いが……(競馬つらつらより)

 13日の京都8R・黄菊賞。かつてあの名牝ウオッカも参戦した出世レースだが、今年は単勝1.4倍とダントツ人気で、ブエナビスタの仔コロナシオン(牝2 栗東・池添厩舎)が主役を務めた。

 ところが、結果は1着馬に7馬身近く離された4着(5頭立て)とまさかの惨敗。逃げたタガノアシュラ(牡2 栗東・五十嵐厩舎)の作り出したスローペースは見事だったが、追走にすら苦労していた様子。スローペースの最後方でついていくことすらままならない姿には、さすがに落胆させられてしまった。

 G1競走6勝のブエナビスタとトップクラスサイアーであるキングカメハメハの仔として、生まれた瞬間から大きな期待を背負っていたコロナシオンだが、今後に暗雲立ち込める内容となってしまった。次走での巻き返しがあるのか、今後も注視が必要だろう。

「ガッカリ」という点では、12日の東京5R新馬でデビューしたサトノヴィクトリー(牡2 美浦・堀厩舎)も同じくか。

 このサトノヴィクトリー、2015年セレクトセールで2億5380万円という超高額で落札されたことで有名。昨年の弥生賞や今年の京都記念を制したサトノクラウンの全弟でもあり、セール金額だけなら今年の菊花賞馬サトノダイヤモンド(2億4150万円)よりも高いのだ。

 そんなサトノヴィクトリー、1.8倍の1番人気で迎えたデビュー戦では、意気揚々と3番手の好位につけ、順調な滑り出しを見せたように思えた。

「サトノダイヤモンドより高い馬」も「ブエナビスタの仔」も惨敗……切ない風が吹いた11月中旬の2歳戦のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  7. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  10. 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗