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『ツインエンジェルBREAK』456濃厚台の実戦データ公開……シリーズ史上最高の波の荒さ!?

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 前作『快盗天使ツインエンジェル3』から約5年、満を持してリリースされた新台『ツインエンジェルBREAK』。ツインエンジェルシリーズは、コミカライズやアニメ化などのメディアミックスを積極的に行っている、数多くのシリーズファンを抱えているなど、パチスロ発のコンテンツとしては異例の存在です。

 先日6月5日に導入された本台、早速ですがプライベート実戦において「設定456濃厚」という、公式に発表されている高設定示唆の出た台を1日打ち切って参りました。収支は投資500枚からの出玉8000枚、「脱事故待ちって何だ?」的な上出来すぎる結果です。

 さて、今回ご紹介する実戦データは自分用に取っていたもので、お世辞にも詳細なものとは言えませんが、少なくとも高設定の挙動を確かめるには十分であろう内容です。細かな間違いなどあるかもしれませんが、少なくとも各種ボーナスなどの数値に関しては携帯連動サービス『マイスロ』とデータ機器で、間違いがないことを確認しております。

 このデータから高設定の挙動をご確認頂いた上で、さらに設定看破に役立つであろうポイントをご紹介していきましょう。

実戦データはこちらでご確認ください。

設定看破について

◯設定看破のメインとして見るべき数値
・ボーナス合算確率(ただし有意差を見るには最低でも3000Gは必要)
・エンジェルタイム(ART)中の純ハズレ目出現率
・高設定濃厚示唆演出の出現の有無(ボーナス確定画面、ボーナス終了時にサブ液晶に表示されるトロフィー)

◯設定差があり、数える価値はあるが、参考程度に留めるべき数値
・チェリー出現確率
・チェリー重複MB出現率
・カバン重複出現率(重複時はBB確定)

◯設定差はあるが、見る必要はないであろう数値
・スベリチャンス目重複MB出現率

設定看破要素について

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 まだ解析は出揃っていませんが、現段階において最も重要なのは「ボーナス合算」と「ART中の純ハズレ出現率」、「高設定示唆演出」の3点だと思われます。

 ボーナス合算に関しては言うまでもなく、設定1で1/179、設定4~6では1/154~1/144という、そこそこの差が設けられております。ただしART中はほぼ完走してからのボーナス放出という点、ボーナスを揃えるまでの誤差(1枚役やリプレイの成立確率が高く、揃えるまで長引くことが意外と多い)も考慮し、1/155~165程度を目安としておくのが無難でしょう。

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 筐体左側のサブ液晶右下に表示されている「マイスロ」のボタンをタッチすれば、メイン液晶に詳細なゲーム数とBB・MB・ART回数が表示されますので、店舗のデータ機器と併せてこちらも参考にして下さい。

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 次に「ART中のハズレ目出現率」についてです。これに関しては詳細な数値こそ出ていないものの、「確実に設定差はある」とのこと。またツインエンジェルシリーズの仕様を省みても、高設定ほどエンジェルタイム中のハズレ出現率が大きい、という伝統的な設定看破要素が存在しています(2・3いずれも上3つなら少なくとも1日に数回は確認できる程度の数値で、高設定ほど出現率が高くなっている)。

 これまでと同様の仕様ならば、少なくとも1日に1回確認できれば粘る価値アリ、複数回出現した場合は確信を持ってよい、という数字になっているはずです。

 逆に言えば、どれだけ高設定らしき挙動をしていた所で、高設定示唆演出も純ハズレも確認できていない、という状況ならば……ということにもなります。このような場合には、副次的な要素かつサンプルの取りやすいチェリー及びチェリー+MB成立回数などを参考に押し引きを考えましょう。

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 注意点としては「弱チャンス目(1枚役or1枚役こぼし目)と純ハズレを間違えない」、そして「ART中にボーナスが成立していると無効」という点です。

 弱チャンス目に関しては適当押しをしても、成立時には有効ライン上に「リプレイ/ボーナス図柄orチェリーorブランク/リプレイ」という、リプレイハサミテンパイハズレの出目が必ず成立します。

 特に適当押しでのナナメ成立を見間違えやすいかと思いますので、気をつけて下さい。

 またART中ボーナス成立後は、ハズレ目やリーチ目の出現率が大幅に上がります。状況によっては見分けることも不可能ではありませんが、今のところは「ART終了後、あるいは数ゲーム後にボーナスが確定した場合は、ハズレ目を確認していてもサンプルから除外する」としたほうが無難です。

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 個人的な感想ですが、今回確認できたART中ハズレはすべて「特に何も演出が起きていない時に、しれっと成立している」というものでした。ただし、ART中にはまず出ない違和感たっぷりの出目が出現するので、見逃すことは少ないはずです。

 次に「特殊確定画面における高設定濃厚示唆」についてです。これらはツインエンジェルBREAK公式サイト内「チェリーヌ通信」にて公表されており、以下の3種類となります。これら画面でMBが告知された場合のみ、高設定示唆演出扱いとなります。

・ミニキャラが周りに4人、ハリネズミが大きく真ん中にいる(ミニキャラ集合・456濃厚)
・棒に刺さったナスのメリーゴーランド(トゥニエイツ棒ナス・56濃厚)
・主人公ふたりが「いぬのハート」と書かれた本を見せている(いぬのハート・6濃厚)

 注意点としては「これら特殊確定画面が表示された上で、かつMBの告知がなされた場合のみ高設定示唆演出となる」という点です。これら特殊確定画面は高設定ほど出やすいようですが、ただ出ただけでは意味がありません。くれぐれもお気を付け下さい。

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 最後にボーナス終了後、ごく稀にリール左側サブ液晶に表示される「サミートロフィー」です。ボーナス終了後のサブ液晶に「エイリやん」のトロフィーが出現すれば、それだけで設定456濃厚という問答無用の示唆演出となります。

 このトロフィーは消化ゲーム数などによって出現率が異なるようですが、金色なら設定456、キリン柄なら設定56、レインボー柄なら設定6が濃厚とのことです。

 ボーナス終了後はどうしてもメイン液晶に目がいきがちで、うっかり見逃してしまう可能性が高い要素とも言えます。サブ液晶をタッチする(あまり参考にはなりませんが、設定などを示唆するボイスが出ます)など、ボーナス終了後には必ずサブ液晶を確認するクセを付けたほうがよいでしょう。

その他設定差のある要素について

 チェリー及びチェリー+MB成立確率に関しては、そこそこの設定差が見受けられますが、1日単位ではブレも大きく、参考程度に留めておいたほうが無難かと思われます。

 体感的なものとなってしまいますが、特に「チェリー+MB成立」には大きな差があるように思えました。通常時に早い段階で、あるいは複数回確認できたならば他の要素も併せて考慮し、粘ってみるのは大いにありでしょう。

 また「カバン重複」にも結構な設定差が設けられているものの、他要素に比べて分母が比較的大きめです。こちらもチェリー+MB同様、通常時に早い段階で、あるいは複数回確認できれば、程度に留めておいたほうが無難かと思われます。

 ほか「スベリチャンス目+MB」に関しては誤差に近い数値であるため、数える意味はあまりないかと。

まとめ

◯朝イチから打つ場合
・早すぎる見切りは危険、ある程度の確信を持ってから
・高設定ほどボーナス間でハマりにくい、大きなハマりが頻発したら警戒
・高設定ならば何らかの確定示唆演出の出る可能性が高い
・ART中の純ハズレは見逃さないように、かつ勘違いしないように

◯途中から打つ場合
・まずはボーナス合算、筐体の回数表示も参考に(1/155~165程度を目安に、できるだけ回っていて少しでも数値のよい台を)
・スランプグラフがプラス域、かつ右肩上がりに近ければなおよし
・大ハマりの頻発している台は避けよう

◯共通
・ボーナス合算確率が最も重要(目安は1/155~165、最低でも1/170)
・ART中ハズレを確認できたらひとまずは粘る価値あり
・高設定濃厚演出を確認したら絶対に離しちゃダメ

 今回こそとんでもない暴れ方を見せててくれたツインエンジェルBREAKですが、つまるところは新基準機。設定を問わず流れが悪ければ、3~4000枚はあっという間に飲み込まれてしまいます。とにかくボーナス合算が最も重要、どれだけ他要素が良くとも、ボーナスやARTの初当たりが極端に悪ければ、できるだけ早い段階での押し引きを検討して下さい。

 ただし高設定示唆演出、ART中ハズレを複数回確認しているならば話は別です。これらケースに当てはまる場合は、何が何でも続行したほうがよいでしょう。

 またチェリー確率などの各種数値は、小役カウンターが無くとも携帯連動サービス「マイスロ」及び「マイカウンター」を利用すれば正確に数えられますので、面倒がらずに登録しておきましょう。

(文=たけしな 竜美)

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