GJ > パチンコ・パチスロニュース > 「禁断」の新台ラッシュ?
NEW

パチンコ「禁断の新台ラッシュ」到来!? 「出玉規制」によって生まれた「負のスパイラル」とは

【この記事のキーワード】, ,
パチンコ「禁断の新台ラッシュ」到来!? 「出玉規制」によって生まれた「負のスパイラル」とはの画像1

 出玉を現行の3分の2までに抑え、標準的な遊技時間(4時間)で獲得できる出玉の上限を”5万円以下”に制限する規制が発表されたパチンコ業界。来年2月1日からは規制に基づいた機種が新台となるわけだが、これに伴い予想されるのは「怒涛の新台ラッシュ」の実現である。

 パチスロ5.5号機の販売ラストとなる9月にも、20を超える機種がリリースされるラッシュが引き起こされた。規制施行前にリリースされる新台は、メーカーの「今後の開発や販売計画」やホールの「営業計画」へ大きな影響を与える重要な意味を持つ。だからこそ、あのような「異常事態」は引き起こされたのだ。

 しかし、パチンコ・パチスロが同時に規制される今回が「そのレベル」に留まらないことは明白だ。現在、試験機関・保安通信協会(保通協)には「凄まじい数」の機種が持ち込まれていると言われている。

 そんな新台による「怒涛のラッシュ」に期待を寄せるユーザーは多いようだが、その前には「深刻な問題」が存在しているという。

「規則施行前に適合させようと、かなりの数が申請されているようですが残念ながら1日の申請枠には限りがあります。数枠に対し100近い機種が申請している日もあるようで、かなりの競争率になっているみたいですね。その激しい競争を勝って、初めて試験を受けられるという非常に厳しい状況のようです。新台を1つも発売できないメーカーが出てくる可能性もありますよ」(パチンコライター)

 申請枠が限られている以上、試験にすら辿り着けない機種も当然ながら出てくるだろう。「1機種も新台を発売できない」メーカーが誕生してしまう可能性も否定はできない。

 しかし、今回の「駆け込み申請ラッシュ」に関する問題はソレだけでは終わらない。この厳しい状況が生み出す「負のスパイラル」を不安視する声は目立つ。

「メーカーも慎重になりますよね。厳しい倍率を勝ち抜いて申請を通すわけですから『必ず適合させなければならない』と考えるはずです。実射試験等で不適合にならないように、攻めたスペックは作らないでしょう。とにかく適合させなければ始まりませんからね。

 しかし、そのような安全さを重要視して開発した機種が成功できないでしょう。変化や進化が求められる時代ですからね。5.5号機のラッシュの際も言われていましたが、間に合わせることが目的のスペックでは受け入れられませんよ。ユーザーの期待に応えられる完成度の高い機種はどれくらいあるのでしょうか……。不安な気持ちの方が大きいというのがホンネです」(同)

 すでに『CR真・花の慶次2』や『戦国コレクション3』などデビューが決定している機種もあるが、新台の多くは現段階で公にされていない。

 実績のあるコンテンツや人気アニメを題材にしたものなど、魅力的な新機種が開発されているとの話もある。超ビッグコンテンツ『ゴッドシリーズ』最新作の登場を示唆する情報も取り上げられている状況だ。

 ただ如何なる機種であろうとも、「適合を優先した」と思われるような「妥協した仕上がり」であるならばユーザーの支持を得ることは難しいだろう。今後へ繋がる重要な役割を担っているだけに、期待に応えてくれる完成度であることを願いたいが……。

パチンコ「禁断の新台ラッシュ」到来!? 「出玉規制」によって生まれた「負のスパイラル」とはのページです。GJは、パチンコ・パチスロ、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • パチマックス
  • 総合