パチスロ『女神ゴッド』超える「革命マシン」？ 最大手ユニバーサル「完全復活」に”秘策”あり!?

　前代未聞の「700G完走型RT」を搭載したパチスロ。超大物コンテンツ『ミリオンゴッド』のスピンオフ作品『アナターのワイフ ゆるせぽね』（ミズホ製）のデビューが迫っている。

　通常時のボーナスからのRT突入はなく、ボーナスで繋ぎながらシリーズの醍醐味である「GOD揃い」を狙うというゲーム性。出玉のカギを握る「GOD揃い」の確率は1／8192から5倍の「1／1638」へ大幅アップされており、恩恵は「約203枚獲得＋RT700G」で獲得期待枚数は「1000枚オーバー」となっている。

　途中でボーナスに当選しても規定ゲーム数の消化が可能。ボーナスを引けば引くほどに出玉が期待できるシステムを実現した。「神対応システム」を評価する声は多い。導入後の稼働状況が非常に楽しみだ。

　そんな『ゆるせぽね』をリリースするユニバーサル エンターテイメント（以下、ユニバーサル）の勢いが止まらない。5月25日、『SLOTハイスクール・フリート』（ユニバーサルブロス製）を発表し話題になっている。

「劇場アニメの制作も決定した人気作品ですから、反響があるのは当然でしょうね。原作ファンからは批判的な意見も出ていますが、良い反応が目立ちますよ。ユニバさんはアニメとのタイアップ機に実績がありますからね。

全国導入率が80％を超えた『SLOT魔法少女まどか☆マギカ2』や中古実機ランキングで上位にランクインしていた『ギルティクラウン』などヒット作が多い。原作の世界観を活かす手法は業界トップレベルだと思います。今回も非常に楽しみですね」（パチスロライター）

「オリジナルコンテンツ」のイメージが強いユニバーサルだが、アニメ版権とのタイアップ機も高い評価を受けている。今回の『ハイスクール・フリート』へ期待が寄せられることも納得だ。

　その上で気になるのは、ヒット作となるために最も重要なスペック面だが……。

「ボーナスからARTを目指す感じですが、注目はリプレイなどの入賞ラインに応じて攻防が変化する『業界初のラインバトルART』を採用している点ですね。自力継続でロングループを目指す仕様となっています。また、バトル勝利時の一部で1セット20GのST式ARTへ以降するのですが、こちらのループ率は約70％と言われていますよ。

純増1.0枚というのは厳しいでしょうが、バトル中のヒキによって継続か否かが決まるというゲーム性は好評を得られそうな気もします。

気になるのは『5.9号機なのに天井がある』という情報ですね。通常の天井ではなく有利区間の合計ゲーム数が関係してくるとか。他の機種と違った特徴があるのは興味深いですよね。詳細が楽しみです」（同）

　ヒットが期待された『バジリスク～甲賀忍法帖～III』や『アナザーゴッドポセイドン-海皇の参戦-』が酷評を受けるなど、パチスロ新基準時代を迎え苦戦を強いられている印象のユニバーサル。

　業界最大手メーカーの巻き返しはあるのだろうか。注目を集める『アナターのワイフ ゆるせぽね』や『SLOTハイスクール・フリート』といった新台たちの活躍が大きな鍵を握っているのは間違いなさそうだ。