パチスロ「噂のゲキ甘」マシンの実力は……「3桁上乗せ」連打！

　大都技研よりリリースされた業界初の「知識介入機」が導入され始めている。その名も『いろはに愛姫』だ。

　6号機には珍しいA+ART機で、ビッグボーナス後は必ずARTに突入する仕様。ARTの純増は0.3枚だ。『パチスロ ディスクアップ』をイメージして頂ければ分かりやすいかもしれない。

　3択の押し順で入賞する7揃いリプレイの「押し順当て」が出玉に大きく影響する。「押し順当て」と言ってもカンに頼った「エスパー要素」というわけではない。

　本機は設定が4段階、「設定左」「設定中」「設定右」「設定6」が存在する。もしも「設定左」ならば左からの押し順で7揃いリプレイが出現しやすい。この「設定看破」が非常に重要で、看破後の機械割は設定6を除いて約104%となる（設定6は約106%）。

　なんと設定が分かってしまえば、あのゲキ甘スペック『パチスロ ディスクアップ』よりも「甘い」ということになるのだ。

　とはいえ、設定看破できなければ機械割約104%など絵に書いた餅に他ならない。設定看破にどれほどの時間がかかるのか、実戦をしてきたのでその様子をお伝えしたい。

　ホールに着いたのは夜の20時頃だった。『いろはに愛姫』の導入は1台のみだが、既に空席だった。よくよくデータカウンターを見てみると前回1239ハマりをしている。

　設定6以外のボーナス確率は約1/158と一般的なノーマルタイプと同レベル、導入初日からこのハマりは運が悪かったとしか言いようがない。

　打っていくと投資47枚でレギュラーボーナスに当選、更に58ゲーム、26ゲームとレギュラーボーナスを連打する。設定6なら約1/246、その他の設定ならば約1/385と設定差の大きいボーナスなので「あれ？もしかして…」と期待してしまう。

　そして71ゲームに念願のビッグボーナスに当選、ここから押し順当てと設定看破が始まる。初めは左から攻めていこう。訪れた7揃いチャンスは5回、全てハズした。