GJ > 競馬ニュース > アイビスSD(G3)展望
NEW

JRA藤田菜七子が千直の鬼ライオンボスを“愛完封”!? 夏の名物レースに覚醒した“鮎釣りオヤジ”も緊急参戦!【アイビスSD(G3)展望】

JRA藤田菜七子が千直の鬼ライオンボスを愛完封!? 夏の名物レースに覚醒した鮎釣りオヤジも緊急参戦!【アイビスSD(G3)展望】の画像1

 今週から夏の新潟開催が始まる。26日に行われるのは1年で最も早く決着がつく重賞、アイビスサマーダッシュ(G3、芝1000メートル)だ。

 スピード自慢が集うJRA唯一の千直重賞は、1番人気がとにかく強い。過去10年で「7-1-0-2」、過去7年だと「6-1-0-0」という好成績を残している。

 断然の人気を集めそうなのが、千直で「4-1-0-0」のライオンボス(牡5歳、美浦・和田正一郎厩舎)だ。ダートも含めた5ハロンのレースでは「6-1-0-2」だが、1000mを超えると「0-0-0-8」とサッパリ。馬場を問わない1000mのスペシャリストといっていいだろう。

 鞍上は鮫島克駿騎手を予定している。このコンビは通算「3-1-0-1」と相性もバッチリ。唯一の着外は、中山1200mという苦手の“長距離”が舞台だった。このレース連覇を狙うライオンボス。昨年は、前日に鮫島克騎手が落馬負傷したため、田辺裕信騎手が代打騎乗して勝利に導いた。

 一方の鮫島騎手は7か月後、カデナで小倉大賞典(G3)を制し、重賞初制覇。 1年前の忘れ物を取りに、新潟千直の舞台でリベンジを誓う。

 貴重な重賞勝ちを狙うのは鮫島克騎手だけではない。1年後輩にあたる藤田菜七子騎手は、昨年12月にコパノキッキングでカペラS(G3)を制したが、それ以来の重賞2勝目を視界に入れている。

 ライオンボスの対抗格として、藤田騎手が騎乗を予定するラブカンプー(牝5歳、栗東・森田直行厩舎)を挙げたい。

 ラブカンプーは前走のCBC賞(G3)で、斎藤新騎手を背にまんまと逃げ切り、単勝配当9310円の波乱を演出した。今回は藤田菜七子騎手と2度目のタッグを組む。

 ラブカンプーと藤田騎手が初めてタッグを組んだのは2走前の韋駄天S(OP)。16頭立ての10番人気で7着に終わった。それまで14戦連続で1秒以上の差をつけられ負けていたラブカンプーだったが、今回と同じ舞台でライオンボスに0秒6差と大健闘。藤田騎手がCBC賞激走のきっかけを作ったといってもいいだろう。

“ミスター千直”こと西田雄一郎騎手が騎乗を予定するモンペルデュ(牝4歳、栗東・松永幹夫厩舎)も侮れない存在だ。

 西田騎手は2010年と17年にこのレースを制覇しているが、ともに8番人気の伏兵で挙げた金星だった。モンペルデュにとって初の芝コースとなるが、西田騎手のマジックは見られるか。

JRA藤田菜七子が千直の鬼ライオンボスを“愛完封”!? 夏の名物レースに覚醒した“鮎釣りオヤジ”も緊急参戦!【アイビスSD(G3)展望】のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  7. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  10. 武豊「こんな馬ではない」アルテヴェローチェ不完全燃焼!レースレベルに疑問残るも…川田将雅「4コーナーで勝つと思いました」の明暗