パチスロ「全6」の衝撃…「勝率90％」越えの「名作」をゲット！「激熱イベント」で「万枚を確信」も待ち受ける試練!?

　これを聞いて心が震え上がりました。「7月7日」と「全6」という強烈なワードは、私の脳天を突き抜け、高まる興奮と弾けそうな高揚感を与えたのです。ただ、その店は仙台にあるとの事。一瞬迷いましたが「勝負するならここしかない！」と、仙台遠征を決断したのは言うまでもありません。

　ただ、一つ問題がありました。色々と下調べをしてみると、そのホールは会員カードを持っていないと入場抽選を受ける権利が得られないルールだったのです。故に私は、複数の友人と前日に店舗へと向かい会員カードを作成した後、そのまま徹夜して並ぶという計画を立てました。

　そして迎えた7月6日。我々は目的のホールにて会員カードを作成したのです。そして来る「明日の決戦」に向けて店内の機種配置を確認しました。

　6を打てるならば贅沢は言えませんが、最も「6を打ちたい」と思う機種は『パチスロキン肉マン』を置いて他にありませんでした。

　本機は獲得枚数49枚のレギュラーボーナス（バトルゲーム※以後BG）を搭載したART機であり、BG出現率は概ね1/80なのでサクサクと引けます。BG消化中に敵とのバトルに勝利すれば、ARTマッスルタイムへと突入する流れです。

　高設定ほどARTに入りやすい機種なのですが、「設定6」に関しては正に別格。更に機械割は「約115％」と5号機でもトップクラスの出玉性能で、勝率は驚異の90％越えを誇ります。なので「6を打つならキン肉マン一択」と考えていたのです。

　しかしながら、前日から並んでいる猛者は軽く100名を超えており、私が『キン肉マン』を確保できる可能性はかなり低いと言わざるを得ない状況でした。パチスロに座れれば御の字です。「全6なんだもん」と考えながら開店時間を待ったのです。

　そして迎えた7月7日。開店2時間前には数えきれないほど多くのお客で溢れかえっておりました。長蛇の列は遥か彼方へと続いており、もはや最後尾は見えません。軽く見積もっても1000名以上はいたのではないでしょうか。