GJ > 競馬ニュース > サマー2000シリーズ最終戦展望!
NEW

JRA新潟記念(G3)夏の2000王者に輝くのは大魔神佐々木ブラヴァスか、それとも100万馬券のアールスターか? サマー2000シリーズ最終戦展望!

【この記事のキーワード】,

JRA新潟記念(G3)夏の2000王者に輝くのは大魔神佐々木ブラヴァスか、それとも100万馬券のアールスターか? サマー2000シリーズ最終戦展望!の画像1

 サマー2000シリーズ最終戦の新潟記念が、今週日曜日に行われる。このサマーシリーズはJRAが夏競馬を盛り上げるため、そして厩舎関係者の目標とするために始めた、今年で15年目となる夏限定の企画だ。

 サマー2000シリーズは「七夕賞・函館記念・小倉記念・札幌記念・新潟記念」の5レースを対象とし、着順に応じて与えられるポイントの獲得数を競うもの。そしてチャンピオンには、褒賞金として馬主は3200万円、厩舎関係者は800万円を得ることができる。これは1着賞金4000万円の重賞を勝利するのと同等の金額であり、なかなか美味しい企画といえるだろう。

 過去14回のサマー2000シリーズチャンピオンは以下のとおりだが、昨年は史上初の該当馬なしという結果だった。

2006年 スウィフトカレント
2007年 ユメノシルシ
2008年 ミヤビランベリ
2009年 ホッコーパドゥシャ
2010年 ナリタクリスタル
2011年 イタリアンレッド
2012年 トランスワープ
2013年 トウケイヘイロー
2014年 マーティンボロ
2015年 ダービーフィズ
2016年 アルバートドック
2017年 タツゴウゲキ
2018年 メドウラーク
2019年 該当馬なし

 そして2020年のポイント上位10頭は以下のとおり。

1位 ノームコア     12pt
2位 アドマイヤジャスタ 11pt
3位 アールスター    10pt
3位 クレッシェンドラヴ 10pt
5位 ペルシアンナイト  6pt
6位 アウトライアーズ  5pt
6位 サトノガーネット  5pt
6位 ドゥオーモ     5pt
6位 ブラヴァス     5pt
6位 ラッキーライラック 5pt

 サマー2000シリーズで優勝するには最低13ptの獲得が必要。ゆえに札幌記念を勝利して現在12ptで1位のノームコアは、最終戦の新潟記念に出走しないため該当しない。さらに上記の10頭の中でノームコア以外にも

アドマイヤジャスタ
クレッシェンドラヴ
ペルシアンナイト
アウトライアーズ
ドゥオーモ
ラッキーライラック

 のポイント上位馬は新潟記念に出走しないため、サマー2000シリーズのチャンピオンになれるチャンスの馬は主にアールスター、ブラヴァス、サトノガーネットの3頭に絞られることになった。

 アールスターはロードカナロア産駒の5歳牡馬で、前走の小倉記念を10番人気で勝利。3勝クラスで凡走していたが、いきなり格上挑戦で重賞初制覇を決めた。全18戦で掲示板を外したのは5回のみと堅実派でもある。斤量が前走より3kg増えるのがネックか。

 ブラヴァスは大魔神で知られる元プロ野球選手・佐々木主浩氏の所有馬。父キングカメハメハ母ヴィルシーナという良血馬で、前走の七夕賞は2着に好走。新潟リーディング濃厚な福永祐一騎手が騎乗するのも心強い。

 サトノガーネットはディープインパクト産駒で、中日新聞杯(G3)勝ちの実績がある5歳牝馬。小倉記念は最速の上がりで好走し、アールスターとともに100万馬券を演出した。鞍上の坂井瑠星騎手は、先週のキーンランドC(G3)をエイティーンガールで勝利と勢いに乗っている。

JRA新潟記念(G3)夏の2000王者に輝くのは大魔神佐々木ブラヴァスか、それとも100万馬券のアールスターか? サマー2000シリーズ最終戦展望!のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  3. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  4. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  5. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ
  6. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  7. 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
  8. 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
  9. ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
  10. 【ドバイゴールデンシャヒーン(G1)展望】「1年越し」リベンジかかるリメイク!兵庫の雄イグナイター、巨漢ドンフランキーらも虎視眈々