JRA有馬記念(G1)武豊騎手「騎乗馬」に憶測が飛び交う!? ジャパンカップ6着キセキ乗り役「決定」もなお残る「鞍上問題」
27日に中山競馬場で行われる暮れの大一番、有馬記念(G1)。空前絶後のジャパンC(G1)が終わり、早くもSNSや掲示板を通じて騎乗騎手の推測などで盛り上がっている。
つい先日も、リーディング上位騎手の騎乗馬が「決定」したばかり。
フィエールマン C.ルメール騎手
ラッキーライラック 福永祐一騎手
カレンブーケドール 池添謙一騎手
そんな中、乗り役が調整中となっていたキセキ(牡6歳、栗東・角居勝彦厩舎)も、引き続き浜中俊騎手とコンビを組むことが決定したと『日刊スポーツ』が報じた。
ジャパンCで6着と敗れたワールドプレミアも有馬記念を視野に入れているが、武豊騎手がレース後に「来年が楽しみです」とコメント。この発言に、SNSや掲示板では「来年ってことは有馬記念に出ないの?」「キセキでコンビ復活か!?」などと様々な憶測が飛び交ったが、今回のキセキ鞍上決定で少しは落ち着きを見せそうだ。
「キセキの鞍上が浜中騎手に決定したということは、ワールドプレミアの有馬記念出走は濃厚だと思いますけどね。ワールドプレミアのオーナーの大塚亮一さんは武豊騎手の熱烈なファンですし、出走する限り乗り替わりは考えづらいです。
武豊騎手の『来年が楽しみです』というコメントはなんだったんでしょうか……。ワールドプレミアの回避で、キセキ以外の馬に乗るという可能性も考えられなくはないですが……」(競馬記者)
確かに、大塚氏が武豊騎手の熱烈なファンと考えれば、出走する限りはワールドプレミアを選択しそうだ。ワールドプレミアが回避したとしても、空いていそうな馬といえばオーソリティ、ブラストワンピース、サラキア辺り。キセキの騎乗依頼を断ってまで騎乗するということはあるのだろうか?
「その他では、前走のジャパンCで川田将雅騎手が騎乗したグローリーヴェイズが放牧に出され、いまだに有馬記念への出走が未定となっていますね。
仮にグローリーヴェイズが出走しないとなれば、川田騎手も騎乗馬がいないことになります。過去に騎乗した馬という意味では、ブラストワンピース、サラキアでしょうが、同じシルクの馬だけにオーソリティという可能性も高い気がしますね」(同)
オーソリティ、ブラストワンピース、サラキアはともにオーナーがシルクレーシング。確かに、オーソリティ騎乗の可能性も十分に考えられそうだ。
オーソリティは父オルフェーヴルに、母父シンボリクリスエス。有馬記念を2勝した馬同士の配合で、川田騎手が騎乗するとなればレース自体の盛り上がりもさらに増すだろう。
競馬ファンが待ち望む有馬記念は約3週間後。まずは、出走全馬の騎手確定を待ちたいところだ。
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