JRA「大誤算」武豊、川田将雅に非常事態発生!? リーディング上位騎手で仲間外れ…… 有馬記念(G1)までに払拭したい屈辱とは

今年の開催も残すところあと2週と差し迫り、年間騎手リーディングの争いも大詰めを迎えつつある。先週までで198勝を挙げて1位のC.ルメール騎手が、162勝で追う2位の川田将雅騎手に36勝差をつけて独走中である。
これに続いて130勝で3位の福永祐一騎手、124勝で4位の松山弘平騎手、113勝で5位の武豊騎手までが大台となる100勝の壁をクリア。6位には若手の有望株・横山武史騎手が食い込む健闘を見せているものの、上位の騎手とは少なからず差がある状況だ。
だが、上位5人の中でもさらに顕著な差が出ているのが今年のG1勝利数だろう。
トップのルメール騎手はアーモンドアイ、グランアレグリアを擁する豪華ラインアップとあって8勝の大活躍。福永騎手はコントレイル、松山騎手はデアリングタクトでともに無敗の三冠馬による3勝を手にした。
その一方で武騎手、川田騎手はいまだにG1を勝利することが出来ていない。競馬界が誇るレジェンド、リーディング2位がほぼ当確と見られているトップ騎手にしては、いささか物足りない成績といえる。
武豊騎手はワールドプレミアで制した昨年の菊花賞(G1)、川田騎手はクリソベリルで制した昨年のチャンピオンズC(G1)から連敗が続いている。気が付けば今年のG1も朝日杯FS、ホープフルS、有馬記念の3レースしか残っていない。
このまま勝利することが出来なければ、リーディングのトップ5としては屈辱的な「G1年間未勝利」すら現実味を帯び始めて来た。
このような事態を招くきっかけになったのは、やはりそれぞれの誤算が大きかったことも無関係ではない。
武豊騎手は牡馬クラシックで期待の大きかったマイラプソディ、サトノフラッグ、サトノインプレッサ、アドマイヤビルゴなどがいたが不発。NHKマイルC(G1)では自身が前走で手綱を取っていたラウダシオンに勝たれている。

対する川田騎手もお手馬のダノンスマッシュが、香港スプリント(G1)をR.ムーア騎手に初騎乗であっさり勝たれた。そして何よりも痛恨だったのは、連覇を狙った今年のチャンピオンズCだ。昨年、唯一のG1勝ちをプレゼントしてくれた相棒クリソベリルと挑んだものの、単勝1.4倍の圧倒的1番人気を裏切る4着に敗退してしまった。国内レースで8戦無敗を誇った実力馬での取りこぼしは想定外だったに違いない。
「確かに2人ともここまで未勝利ではありますが、1番人気の騎乗は武騎手も川田騎手も1回のみです。クラシック戦線でも三冠馬の出た年ですから勝てなくても仕方ないという側面もあるでしょう。
どちらかというと、同じ1番人気でもデアリングタクトが相手だった桜花賞のレシステンシアより、チャンピオンズCのクリソベリルの方が勝って当然と見られていただけに、川田騎手の方がダメージは大きいといえそうです」(競馬記者)
奇しくも仲間外れになってしまった両名だが、G1勝ちのチャンスはまだ残されている。
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