パチスロ2021年「終日1万8000枚」マシンが見事MVPを獲得！ 予想を覆す高純増ATや4号機リバイバル作もランクイン！【Pアワード2021―パチスロ部門―】

　毎年恒例の特別企画「パチスロPアワード」の時期がやってきました。思い返せば、今年のパチスロ界はまさに激動の1年……。2月にスタートした6.1号機は「低ベース化」実現よって出玉性能が向上し、9月から市場投入された6.2号機は有利区間が1500G→3000Gへと延長されたことで“どこからでも”2400枚獲得が可能となり、ゲーム性の幅も格段に広がることになりました。

　そうした状況下で、各メーカーは数々の話題作をリリースしてきましたが、その中で「2021年№1」に選ばれたのは果たしてどのマシンなのか!? 当サイト編集部の独断と偏見で選出した《《 MVP 》》・《《優秀賞》》・《《 パチMax特別賞 》》の3機種を発表させていただきます!!

【Pアワード2021年～パチスロ部門～】

《《 MVP 》》
沖スロATに革命！6号機最高クラスの一撃性能で多くの支持を獲得!!

『チバリヨ-30』（ネット）

■ 出玉感 ■☆☆☆☆☆
■スペック■☆☆☆☆
■　演出　■☆☆☆☆☆
■ 人気 ■☆☆☆☆☆
「総合」98.5点

［編集部のコメント］
　本機は純増約3枚のAT機。BIG（約210枚）とREG（90枚獲得）、2種類の疑似ボーナスで出玉を伸ばしていくゲーム性。

　モードは通常と天国に分かれており、前者は「通常A・通常B・天国チャンスA・天国チャンスB・パトランプ準備」の5種類、後者は「天国・超天国・パトランプ」の3種類となっています。天国モード以上へ移行すれば32G以内の連チャンが濃厚となり、天国ならば70％以上、超天国ならば80％以上、パトランプならば90％以上で同モードがループします。

　そして本機最大のポイントは、有利区間終了後のモード移行率で、同区間移行時の50％（設定不問）で天国チャンスへ移行します。つまり、完走後に連チャンモードへ移行→ふたたび完走……といった感じで、上限2400枚のリミッターを超える出玉獲得もできてしまうのです。

　連チャンがさらなる連チャンを誘発――。この一撃に特化したゲーム性は、沖スロファンを中心に多くの反響を呼び、ネット上では「終日万枚」報告が続出しました。なかには、終日「1万8000枚オーバー」という驚愕の報告も寄せられるなど、6号機に対するネガティブなイメージを覆すことに成功したのです。

《《優秀賞》》
高ベース機最後の大ヒット作!? “気持ちいい”要素満載のシリーズ最新作！

『バイオハザード7 レジデント イービル』（アデリオン）

■ 出玉感 ■☆☆☆☆
■スペック■☆☆☆☆
■　演出　■☆☆☆☆
■ 人気 ■☆☆☆☆☆
「総合」90.2点

［編集部のコメント］
　本機は純増約5.0枚のAT「ハザード・ラッシュ」が出玉増加の軸。AT中はシリーズでお馴染みの「増殖上乗せ」はもちろん、3G間全役で増殖に期待できる「バイオゾーン」や、ベル成立で100％上乗せする「ワイルドファイヤ」など、多彩な演出でゲーム数を上乗せしてきます。

　一方、通常時は2戦突破型のCZ「クライマックスバトル」がAT当選のメイン突入契機となるのですが、このバトル中が「とにかく楽しい」と大好評。特に、ラストの2ndステージはフリーズ発生で勝利確定となり、いつ来るか分からない“ドキドキ感”と勝利を祝福する“ド派手な演出”両方を楽しむことができるのです。このフリーズ演出も本機がヒットした大きな要因といえますね。

《《 パチMax特別賞 》》
4号機時代の名機がリバイバル！ BIG「平均500枚オーバー」まとまった出玉感は健在！

『ガメラ』（サミー）

■ 出玉感 ■☆☆☆☆
■スペック■☆☆☆
■　演出　■☆☆☆☆
■ 人気 ■☆☆☆☆
「総合」86.1点

［編集部のコメント］
　新スペック「A600-AT」を採用した本機は、平均約560枚獲得のBIGと約90枚獲得のREGで出玉を伸ばしていくタイプ。

　そのBIG中には技術介入要素があり、フル攻略なら出玉率は設定1でも100％を超えるのです。さらに、この技術介入はそこまで難しくなく、2コマ目押しさえできればOK。目押し自慢以外の方でも十分に戦えるゲーム性となっています。

　そして、通常時は4号機の初代を彷彿とさせる完成度で、多数の演出法則はもちろん、初代と同じく「順押し・逆押し」で打つことが可能。特に逆押しは、演出との絡みでボーナスの1確目が拝めたり、さまざまなリーチ目を堪能することができるのです。

　純ノーマルタイプではないスぺックにもかかわらず、ここまで“出目”が楽しめるマシンは極めてレア。今後も『ガメラ』のようなスぺックを搭載した新作は必ず出てくることでしょう。