甘デジ新台「MAX94％ループ」の爆裂スペック！　夢幻の魅力を秘める大物タイトルに熱視線!!

　タイトルに偽りなし。これが究極の甘デジかもしれない。サミーから登場した『P北斗の拳8究極乱世』である。

『北斗』のナンバーを刻んだシリーズ正統の甘デジで、直系の流派となる『デジハネPA北斗の拳7天破』や甘デジでも爆裂性をみせた『ぱちんこCR真・北斗無双 夢幻闘乱』の流れを汲む、連チャンと出玉性を追求したマシン。

　上記以前の『北斗』甘デジは『ユリア』でおなじみの100％突入STを採用していたが、時短突破型による出玉性能を武器にするゲーム性へシフト。そのひとつの集大成ともいえるのが本機になる。

　最大の特徴は、最高で約94％になる高継続率のRUSH「究極乱世MODE」である。STと時短によって構成されているが、メインとなるのは64回のST。確変中の確率が約1/35.4なので、連チャン率は約84.6％と非常に高い。

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　このSTにさらに100回転の時短が付与されることもあり、その際のループ率が約94％となるのである。また、時短100回転が加わる割合も32％と高いので、かなりの連チャンを期待できるようになっている。

　ちなみに、最大出玉となる10ラウンドを獲得した場合は＋時短100回が約束される。本機の10ラウンドは出玉と連チャンのブースト役を担うのである。

　出玉感でいえば、右打ち中の10ラウンド大当り比率は15％と低くないどころか高めの割合。最近は甘デジでも「右の半分で最大ラウンド」を謳う機種が多いので、感覚は麻痺してしまうが、この高継続率でこの10ラウンド比率はかなりのモノ。本機の高機能性を示している。

　また、右打ち中は高速変動を主体としたスピーディーな展開となっている。即当りが中心の演出とサミー伝統の「ゼロソニック」によるノンストレスのアタッカー高速消化で『北斗』シリーズでも最高峰の爽快感を味わうことができるのである。

　もうひとつ、本機の優位性を表すポイントが遊タイム。通常確率で299回転消化すると379回転の電サポモードが発動するが、この際の大当り期待度は約97.9％と超高確率で大当りを獲得できる。さらに右打ち中の大当りなのでRUSH突入も約束される。

　ちなみに通常時に遊タイムの到達を示唆する演出を搭載していて、待機画面でボタンを押すとサミーの新キャラジュラッキーズのゆうたんが5段階の期待度の異なるアクションを展開。群になって出現すれば遊タイム発動まで50回転以内となる公算が高い。

　シリーズトップクラスの連撃性とスピード感を装備した最強の甘デジが乱世のP機時代を切り拓く。

（文=大森町男）

<著者プロフィール>

　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。