ウワサの「7万枚放出」最凶パチスロ！ 爆連“GOD”バージョンの魅力を身をもって体感!!

　ここ最近は、パチンコ・スロットのレトロ台をほぼ月1回ずつのペースで打っています。普通に貸球を借りて打つパチンコは、本当に忘れた頃にホールへ行って打ちます。もちろん財布事情が厳しいので、常に1円パチンコオンリーですし、いま話題の「スマート遊技機」もいまだに打ったことはありません…。

　というわけで、今回も引き続き、パチスロ専門ゲームセンター「神田センター」にてレトロ台を打ってきました。

　2023年4月中旬、いつも通り店員さんよりも早く到着して先頭で待っていましたが、この時点で打つ機種は全く決まっていませんでした。同店のツイッターでは、前日のベスト10とワースト10を紹介しつつ、答え合わせのようにそれぞれの設定も公開しています。打つ際はこれを指標にしていますが、それでも決めかねていました。

　結局は入場してから決めることにしたわけですが、まずはじめは前回のリベンジで4号機『北斗の拳』（サミー）をチョイス。理由は、つい最近「スマスロ」で復活したからです。しかし、600回以上回しても全く当る気がしなかったので諦めることに…。

　他の数機種も回しましたが、初当りこそ引けるものの出玉はまったく伸びず。本来であれば「ゲームセンタータンポポ」と同じように、基本的に1日1機種中心にじっくり打つことを目標に掲げていますが、世の中は上手くいかないものです。

ひげ紳士さんオススメ！いわくつきの凶悪4号機！

　そんな困っている私を見て、この日は共同オーナーの「ひげ紳士さん」がおすすめの1機種を教えてくれました。その機種とは、2005年発表の『よっちゃんイカ Ver.』（型式名『ペガッパ』（エマ））でした。当時は打ったことも設置されているのも見たことがなかった機種です。その中身は当時の４号機で、一発告知機能付きのAタイプ機でした。

　どんな機種なのかを色々とネットで調べてみると、「岡山のホールで７万枚放出した」とか、「小役のオレンジが連続することで大当りの期待度が増す」などなど、Aタイプらしからぬスぺックであることが判明。どんな出方をするのか非常に楽しみです。

　同機が設置しているのは、地下にある「裏モノ・30パイコーナー」。同店には数回来店しているのですが、厳選された各機種には“ひと味もふた味”も加えられているのです。簡単にいえば、出玉の落差が他のコーナーよりも激しいということ。とはいえ、ひげ紳士さんからオススメされたら「とりあえず行くしかない！」と思い、ビクビクしながら打ち始めました。

　そうしましたら、なんと9回転で「あたり」ランプがペカってしまいまして、あまりの早さにひげ紳士さんも大爆笑です。

　同機は先述した通り、表向きはノーマル機なのですが、台のところに気になる札が…。それは「GODバージョン」というものでした。この地下コーナーのほとんどが、何らかの味付けが加えられています。名称だけでも「リプ連バージョン」、「チェリー前兆バージョン」、「遅れバージョン」などあります。

　念のため、ひげ紳士さんに「このGODバージョンとはなにか」と聞いてみました。すると、「大当り終了後の５回転で大当りが来る可能性が高い」、いわゆるパチンコ機でいえばST機みたいな感じに仕上げているとのこと。なるほど、端的にいえば、名機『ミリオンゴッド』（ミズホ）の引き戻しゾーン「G-STOP」をモチーフにしているってことですね。

　そのGODらしさは次第に表れていき、10ゲーム以内にペカることが増えてきました。しかも当るゲーム数は1Gや5Gと、とにかく当りが早い。こうした瞬発力のある連チャンも、ひげ紳士さんが面白いと教えてくれたポイントだったのです。

　そんなわけで、閉店の夜8時近くまで打って遊技終了。枚数はちょうど2,200枚でした。肝心の設定こそわからなかったものの、十二分に遊べて満足しました。

　とはいっても、今回の１回限りだけでその機種の魅力はまだまだわからないものです。ひげ紳士さんがせっかく「面白い」と教えてくれた機種なので、自分がまた来店して打ってその魅力を伝えて紡いでいくことが必要だと思います。

　今後も「タンポポ」や「神田センター」に最低でも月１回は来店し、それぞれの機種の魅力に迫っていこうと思います。単なるゲームセンターのレトロ台ですが、それなりに楽しいものです。