JRAも地方もお任せ「ID馬券師」松中みなみが高配当を射貫く! 女神が説くデータ分析のススメ


――的中させるために、絶え間なく頭をフル稼働しているとは恐れ入りました!そこまでデータを重視しているならば、もしかすると推し馬は作らない主義では?

松中:う~ん、好きな馬はいるんですけれど、データ予想に1%でも私情が入ってしまうと”がんばれ馬券”になってしまうので推し馬には絶対しないですね。でも、強いてお気に入りの一頭を挙げるとしたらアーモンドアイ。競馬を始めた頃に目にしてその強さに一目惚れしたロードカナロア産駒ということで思い入れがあり、この秋の秋華賞での牝馬三冠を期待してしまいますね。

――緻密な予想に隠された馬への愛情。そのギャップがいいですね!いままでの最高配当は?

松中:18万馬券が最高ですね。データを重視すると起こりうる範囲の番狂わせはイメージできても、100万馬券クラスの予想には行き着かないんですよね。その分、10万馬券はコンスタントに的中させています。大事なのはぶれない軸だと思います。「もっと高い配当を当てたい」と思ってしまうと、上位に来そうにない馬まで魅力的に見えてきてしまうので。平常心で1レースに向き合い着実に結果を出したいです。野球で例えるなら埼玉西武ライオンズの名バッター・秋山翔吾選手のような存在を目指しています!

どちらかというと堅実な予想スタイルのようにもみえますが、レース展開をイメージしたうえで論理的に組み立てる3連単予想なので、ドンピシャで的中した時の喜びは大きいです。一番印象に残っているのはキズナが制した2013年の日本ダービーで、人気薄でしたがアポロソニックの折り合いの良さと、かかりそうなエピファネイアの性格を考慮して見事にはまりましたね。あと最近だと今年のヴィクトリアマイル。当日はアメブロで公開した無料予想で300倍の馬券が的中し、その配当を軍資金にして大勝負!勝ちきれないケースが多いリスグラシューの2着を軸に予想したら、3連単・馬連・馬単で的中しちゃいました(笑)。ブログを見てくださったファンの皆さんと一緒に喜ぶことができたいい思い出です。

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