GJ > 競馬ニュース > ウインフルブルーム「最大の惑星」へ
NEW

モーリス回避でいよいよ待ったなし!「マイル界の風雲児」ウインフルブルームがこの夏「最大の惑星」へ名乗りを上げる!

【この記事のキーワード】, ,
winfuru.jpgウインフルブルーム(JBISサーチ公式サイトより)

 マイル王モーリスがこの秋、天皇賞→香港というローテーションを選んだことによって、いよいよ「この馬」の悲願のG1制覇が少しずつ現実味を帯びてくるのかもしれない。

 今週末28日の小倉日経オープンに出走するウインフルブルーム(牡5歳、栗東・宮本厩舎)が、完全復活に向け充実の夏を過ごしている。

「弱いメンバーではなかったのですが、これだけの休養がありながらよく勝ってくれました。折り合いはつきますし、体をキッチリ仕上げてくれていました。地力はありますし、これからが楽しみです。どうか無事にいって欲しいと思います」

 手綱をとった柴田大知騎手がそうコメントしたように、復帰戦となった先月の福島テレビオープンは、約1年半ぶりのレースとは思えない圧巻のパフォーマンスだった。

 重賞2勝を挙げ昨年の牝馬クラシックでも上位の存在だったココロノアイ、さらには一昨年の2歳女王ショウナンアデラなど、この時期のオープンにしては強いメンバーがそろった一戦。ウインフルブルームは好スタートを切ると、実にスムーズに2番手追走という自分の形に持ち込んだ。

 1000m通過が59.2秒というまずまずの流れから、最後の直線入り口でハナを切っていたカウニスクッカをあっさりかわして先頭に。各馬が馬場の荒れた内を避けるように外を回る中、一頭だけインベタでコーナーを回ったココロノアイが”ワープ”してきたが、まったく動じることはない。柴田大知騎手のゲキに応え、しっかりと脚を伸ばしたウインフルブルーム。最後は1馬身1/4の差をつけた完勝だった。

 もともと朝日杯FS、皐月賞ともに3着するなど高い素質があったウインフルブルームだが、3歳秋に2400mの神戸新聞杯で生涯初の大敗を喫してからはマイル路線に転向。1年半の休養を強いられた左前脚の骨折は、京都金杯を制して重賞初勝利を飾った直後だった。

モーリス回避でいよいよ待ったなし!「マイル界の風雲児」ウインフルブルームがこの夏「最大の惑星」へ名乗りを上げる!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  2. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  3. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  4. 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
  5. 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも「鞍上未定」の怪…レース当週C.ルメール復帰予定、何かしらのサプライズも?
  6. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  7. 日本ダービー馬は運が良いだけ!? 天皇賞・春(G1)J.モレイラ「完璧騎乗」もタスティエーラ惨敗の絶望感…G1「2勝以上」上積みは2007年ウオッカが最後
  8. 「シャンパンカラーが勝つよ」昨年のNHKマイルCで9番人気の激走を見抜いた“凄腕”が指定したのは、ジャンタルマンタルでもアスコリピチェーノでもないまさかの激走穴馬
  9. どれだけハズレても我々は「バッターボックス」に立たせてもらえる! 悔いを残したくないからこその大ダメージ…競馬と後悔の実に深い繋がり【徒然なる神のくず競馬トーク】
  10. 【天皇賞・春】ドゥレッツァでもタスティエーラでもない光明!? レベル疑問の4歳世代に「惑星ステイヤー候補」が登場