GJ > 競馬ニュース > アーモンドアイ8冠に黄色信号!?
NEW

JRA大本命アーモンドアイ8冠に黄色信号!? 安田記念(G1)「単勝1倍台」敗北の歴史と、過去の傾向から浮かび上がるアノ馬!

【この記事のキーワード】, ,

JRA大本命アーモンドアイ8冠に黄色信号!? 安田記念(G1)「単勝1倍台」敗北の歴史と、過去の傾向から浮かび上がるアノ馬!の画像1

 7日、東京競馬場で安田記念(G1)が開催される。今年はアーモンドアイが史上初の「G1・8勝」をかけて出走することに加えて、G1馬10頭の超豪華メンバーが集結したことで盛り上がること必至だ。

 ヴィクトリアマイル(G1)で余裕を見せながらも圧勝したアーモンドアイは、“まるで追い切りだった”とまで言われるほど。豪華メンバー集結とはいえ、単勝オッズは1本かぶり間違いないだろう。

 そこで、過去10年の安田記念で単勝オッズ1倍台の馬が出走したレースを振り返ってみたい。

 2014年 ジャスタウェイ1着(単勝1.7倍)
 2016年 モーリス2着(単勝1.7倍)
 2019年 アーモンドアイ3着(単勝1.7倍)

 圧倒的な支持を集めた3頭だが、勝利したのはジャスタウェイ1頭のみ。勝率は33%で、もし3頭の単勝を購入した場合の単勝回収率は「56.7%」という散々たる数字だ。

 ジャスタウェイは人気に応えて勝利しているものの2着とハナ差の辛勝。また、このとき2着が16番人気グランプリボス、3着が10番人気ショウナンマイティだったため、3連単は37万3470円の高配当が飛び出した。圧倒的1番人気が勝利しても、「荒れる」安田記念は健在といったところだろうか。

 今年のアーモンドアイは単勝1倍台のジンクスに加えて、過去の名馬が跳ね返された「G1・8勝」の壁を越えなければならない。ただでさえ、今年の安田記念は強敵ぞろいなのに“見えない敵”とも戦わなければならない。いくら現役最強馬とはいえ、勝利するのは容易いことではなさそうだ。

 また、安田記念にはリピーターが目立つ傾向もある。過去10年の結果は以下の通り。

 スマイルジャック 10年3着、11年3着
 ストロングリターン 11年2着、12年1着
 グランプリボス 12年2着、14年2着
 ショウナンマイティ 13年2着、14年3着
 モーリス 15年1着、16年2着
 ロゴタイプ 16年1着、17年2着
 アエロリット 18年2着、19年2着

 かなり高い確率でリピーターが馬券に絡んでいることがお分かりになるだろう。今年の出走メンバーで、該当する可能性があるのはインディチャンプとアーモンドアイの2頭。だが、アーモンドアイには前述の懸念材料があるため除外すると、馬券の要としてインディチャンプが浮上するのだ。

JRA大本命アーモンドアイ8冠に黄色信号!? 安田記念(G1)「単勝1倍台」敗北の歴史と、過去の傾向から浮かび上がるアノ馬!の画像2

 昨年はマイラーズC(G2)4着から安田記念に挑戦して勝利したインディチャンプ。今年はマイラーズCを勝利して大一番に挑むため、万全の態勢と言えるだろう。

 さらに鞍上の福永祐一騎手は先週の日本ダービー(G1)をコントレイルで制したばかり。皐月賞(G1)をコントレイルで制した翌週に、マイラーズCをインディチャンプで勝利しており、偶然にも今回も同じ流れ。福永騎手の2週連続G1制覇に追い風だ。

 過去の法則からはアーモンドアイよりもインディチャンプの方が、軸としては最適なのかもしれない。

JRA大本命アーモンドアイ8冠に黄色信号!? 安田記念(G1)「単勝1倍台」敗北の歴史と、過去の傾向から浮かび上がるアノ馬!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  4. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  5. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  6. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  7. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  8. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  9. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!