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JRA“最強VS最弱”「世代格差」は歴然? 安田記念(G1)アーモンドアイ率いる5歳世代へ4歳世代の逆襲開始か

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「ダービーからダービーへ」を合言葉に、2歳新馬戦が日本ダービー(G1)の翌週に行われるようになったのは2012年。それ以降、安田記念(G1)が行われる週が2歳馬にとってのスタート地点となった。

 そして、それまで同世代としか走っていなかった3歳馬にとって、4歳以上の古馬との戦いが始まるのもこの安田記念ウイークということになった。

 アーモンドアイの1強ムードが漂う今年の安田記念。3歳馬の参戦はなく、人気上位は5歳馬と4歳馬が占めそうだ。

 今年の春のマイル王決定戦は、アーモンドアイとインディチャンプの「5歳世代」に、グランアレグリアやダノンキングリー、アドマイヤマーズといった「4歳世代」が挑む構図になっている。しかし、この2つの世代には今のところ大きな“格差”が存在する。

JRA最強VS最弱「世代格差」は歴然? 安田記念(G1)アーモンドアイ率いる5歳世代へ4歳世代の逆襲開始かの画像2

 2016年に生産された現4歳世代を代表するのは間違いなくサートゥルナーリアだろう。しかし古馬との戦いに挑んだ昨年の天皇賞・秋(G1)と有馬記念(G1)はそれぞれ6着と2着に終わった。実は、この世代は昨年の安田記念ウイーク以降、世代限定(菊花賞・秋華賞)以外のJRA・G1では苦戦を強いられており、古馬の壁を破ったのはチャンピオンズC覇者のクリソベリルだけ。今年はフェブラリーSからヴィクトリアマイルまで現4歳世代からG1覇者は生まれていない。

 一方で、現5歳世代は3歳春から4歳春の同じ期間にG1を7勝していた。それから1年が経過し、現在はその数を「16」まで伸ばしている。

 2010年に生産された現10歳世代から現4歳世代までの通算G1勝利数(世代限定戦を除く)を比較してみると、現5歳世代の強さと現4歳世代の弱さが浮き彫りとなった。

【2010年産以降、世代別G1勝利数(世代限定戦を除く)と代表馬】
 1位 16勝(2015年産、現5歳) アーモンドアイ(3勝)
 2位 13勝(2014年産、現6歳) リスグラシュー(3勝)
 3位 12勝(2011年産、現9歳) モーリス(3勝)
 4位 11勝(2010年産、現10歳) ラブリーデイ(2勝)
 4位 11勝(2012年産、現8歳) キタサンブラック(6勝)
 4位 11勝(2013年産、現7歳) ファインニードル(2勝)
 7位  1勝(2016年産、現4歳) クリソベリル(1勝)

 海外G1の数字を省いているが、現5歳世代の16勝は凄いの一言。1年後には20勝を超えている可能性が高そうだ。

 一方で巻き返しを図りたい現4歳世代には苦難の道が待ち受けている。もちろん、このまま1勝で終わることはないと考えられるが、“最強”5歳世代との戦いに加え、今後はコントレイルに代表される3歳世代との戦いも始まる。

 安田記念では5歳世代が実力の違いを見せつけるのか、それとも4歳世代が逆襲に向けた一歩を踏み出すのか。世代間の争いに注目してみるのも面白いかもしれない。

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