真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.06 22:57
絶好調の「大魔神」! シュヴァルグランAR共和国杯を余裕綽々の勝利! 格の違いを見せいざJCへ
編集部
6日に行われたアルゼンチン共和国杯(G2)は、直線で楽々抜け出したシュヴァルグラン(牡4 栗東・友道厩舎)が、追いすがるアルバート(牡5 美浦・堀厩舎)を退けて勝利。春の阪神大賞典以来の勝利を挙げた。
着差は半馬身。しかし、それ以上の余裕がシュヴァルグランにはあった。休養明け、調教での動きに疑問符があったが、それを覆しての完勝だ。昨年はゴールドアクターが有馬記念を、かつてはトーセンジョーダンやスクリーンヒーローも制した舞台で存在感を発揮した。
好スタートから中団の真ん中につけ、ゆったりとレースを進めたシュヴァルグラン。ややゆったりとしたペースの中を悠々と走っていたように見える。福永祐一騎手のポジション取りは絶妙だった。
同馬はその後もマイペースにレースを進められる形で最後の直線へ。直線でもコース取りがしっかりしていたためか、前に障害なくまくり気味に脚を伸ばす。アルバートやヴォルシーブ、人気を集めたモンドインテロがここぞとばかりに先頭をうかがうも、GOサインを出した瞬間の反応は、明らかに「格の違い」を示すものだった。
残り200mを過ぎて一気に抜け出したシュヴァルグラン。福永騎手は残り100m過ぎでは追う手を止め、流してのゴールイン。休養明けも遠征もこのクラス相手には関係ない、そう言わんばかりの完勝だった。
福永騎手は勝利インタビューで「ハンデも58キロを背負っていたけど、着差以上の強い内容だった」と相当な手ごたえを感じている様子。少なくとも「G1の飛躍を狙うレベル」では力が抜けていることを見せつけた点は大きいと言えるだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛