真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.07.27 11:00

JRA「225万」泉谷楓真の逃走劇はなぜ起こったのか!? 12番人気の勝利にWIN5ファンは悲鳴、超大穴馬が見せていた絶好サインとカフェインに関係?
文=高城陽
また、レース前の陣営が「近走で短距離を使っていたので追走が楽になれば……」とコメントしていたことが、馬にとっていい意味で刺激になったとも考えられる。道中の行きっぷりが悪い馬に対し、あえて流れが速くなる短距離のレースに使って行き脚がつくように試すのは珍しい話ではない。
そういう意味では1200m戦を2回、1400mを1回走らせた上で、距離が延びて追走が楽になる1700mに戻したことも非常に効果的だったか。
そして、もう一つロジペルレストに刺激を与えたのが、手塚厩舎への転厩ではないだろうか。
同馬は元々大竹正博厩舎の管理馬だが、昨年11月7日の東京4Rに出走したソーヴァリアントから禁止薬物に指定されているカフェインが検出された件で、大竹調教師に6月24日から8月23日まで調教停止処分が下されていた。
いわば、手塚調教師は代打だった訳だが、こういった環境の変化が低迷の続いていたロジペルレストにとっては、心機一転のカンフル剤的な効果をもたらしたのかもしれない。
(文=高城陽)
<著者プロフィール>
大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。
PICK UP
Ranking
17:30更新武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
関連記事
JRA重賞「65連敗」岩田望来に迫り来る重圧!? 同期リーディングも風前の灯火、早々と重賞勝ちを決めた後輩が残した「痛恨」コメントに先輩の面目丸潰れ?
「ドン詰まり」に不満の声続々!? 函館スプリントS(G3)若手有望株・泉谷楓真が経験の浅さを露呈、好走組と明暗分けた決定的な違いとは
来年「稼げる」注目の若手騎手は泉谷楓真と秋山稔樹! 新人最多勝の腕利きと関東トップの穴職人…… 狙える条件はこれだ
JRA武豊の後継者に海外メディアも「アンビリーバボー」と称賛!? 「超高額馬の“弟分”が骨折」&「転売ヤーがJRAにビビりまくり」福永祐一“調教師”誕生も時間の問題!? 【週末GJ人気記事総まとめ】
JRA武豊の後継者!? 大物ルーキー泉谷楓真「あわや落馬」から驚異的復活に絶賛の嵐! 単勝587.8倍も諦めない姿勢で横山典弘、ルメールから“主役”の座奪う!