GJ > 競馬ニュース > ミホノブルボン
NEW

【特別追悼寄稿】「さらば、坂路の申し子ミホノブルボン」競馬の常識を覆した「雑草魂」は25年の時を経て、天国で待つライバルの元へ

【この記事のキーワード】, ,
0224mihono_01.jpg※画像:ミホノブルボン 『Wikipedia』より

 22日、「坂路の申し子」ミホノブルボンがこの世を去った。

 今年の3歳牝馬クラシックが「例年になくハイレベル」といわれているが、それは昨年の2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)の内容が、翌週に行われた朝日杯フューチュリティステークス(G1)よりも高い評価を受けたことが根本にある。

 その阪神JFで8着に敗れたものの、ハイレベルなペースを作ったのが松元茂樹厩舎のアリンナだった。

 何故、こんな話をするのかというと、この馬がミホノブルボンの”DNA”を引き継いだ馬だからだ。無論、アリンナの血統表を探してもミホノブルボンの名は出てこない。この世代屈指の快速娘・アリンナを手掛けているのが、ミホノブルボンを担当した安永司調教助手なのだ。

 安永調教助手も『スポーツ報知』の取材に「(逃げて)横綱相撲をするところは(ミホノブルボンに)似ているかな」と話すアリンナ。1200mの未勝利戦を逃げて3馬身半差で楽勝し、1400mの秋明菊賞(500万下)も逃げて快勝。そこでさらに200m距離を伸ばして阪神JFに挑戦したが、そこが現時点での限界だったようだ。

 まだまだこれからの馬ではあるが、距離を伸ばすごとにパフォーマンスが下がったという点では「競馬の常識」に適った馬であるともいえる。

 しかし、1992年の二冠馬ミホノブルボンはそういった「競馬の常識」がまったく通用しなかった傑物だった。

【特別追悼寄稿】「さらば、坂路の申し子ミホノブルボン」競馬の常識を覆した「雑草魂」は25年の時を経て、天国で待つライバルの元へのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA三連単263倍「的中確信」が、まさかの87.5倍にガックリ!? 阪神最終レース「史上3回目の珍事」に悲喜こもごも
  2. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  3. JRA 制裁王に油断騎乗、減量失敗……。「崖っぷち」昨年デビュー世代の過酷な現実
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 川田将雅「あわやクビ」から涙の三冠達成!関係者に直談判で危機脱出…お嬢さんに捨てられかけた「仰天」エピソード
  6. JRAコマンドラインは当たり?ハズレ? 毎年恒例「ノーザン1番馬」のデビュー後を振り返る……、近年で最も大成功だったのは
  7. 川田将雅やC.ルメールの陰で続く低迷、かつて武豊も経験した危機がノーザンファーム系有力騎手を直撃
  8. 川田将雅が名門クラブと「疎遠」!? 乗鞍・勝利数ともに激減、過去一レベルの大きな溝
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. JRAの重要事! 夏の風物詩セレクトセールとサマーセール。生産界の代理戦争と取引馬の成績