真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.24 14:42
【特別追悼寄稿】「さらば、坂路の申し子ミホノブルボン」競馬の常識を覆した「雑草魂」は25年の時を経て、天国で待つライバルの元へ
文=浅井宗次郎
安永調教助手の言葉通り「堂々の横綱相撲」を展開し、後続を引き離しにかかるミホノブルボン。だが、いつものように後続が離れない。そんな中、馬群を抜け出したライスシャワーが2冠馬にチェックメイトを掛けた。黒い刺客の”刃”が、ついに王者の喉元に届いたのだ。
ラスト200mを切り、両者の大勢は明らかだった。無敗の三冠という希望を打ち砕かれ、生涯初の敗戦を喫しようとする中でも、迫りくるマチカネタンホイザの追撃を最後まで許さなかったのはミホノブルボンの意地か。
「坂路の申し子」が敗れたのは、最後の直線に坂のないコースだった。
あれから25年。最大のライバル・ライスシャワーは因縁だった淀のターフで散り、”雑草”から「サイボーグ」を作り上げた戸山調教師も、全戦で手綱を執った主戦の小島貞博騎手もすでに他界している。
28歳の大往生を務め上げたミホノブルボンは「仲間」の元へ旅立ったのだ。
スパルタという文化が消滅した現代社会でも、人々は常に自身に問いかける「雑草でも、努力を続ければ、いつかエリートに勝てる日が来るのか」と、そんな人生の問いに「栗毛の超特急」はこう答えるのではないだろうか。
考える暇があれば、目の前の”坂”を登れ――。
PICK UP
Ranking
11:30更新
JRA【三冠最終戦】菊花賞(G1)で散った二冠馬、辿り着けなかった二冠馬たち。ミホノブルボン、メイショウサムソン、ネオユニヴァース、トウカイテイオー、ドゥラメンテ
「宝塚記念で2億円ゲット」ミラクルおじさんは本当に存在したのか? オーナー反対も調教師が自分で出資して菊花賞挑戦…怪奇満ちるヒシミラクル伝説【競馬クロニクル 第13回】
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?- 岩田康誠「キレ散らかし」返答にインタビュアーもタジタジ…名手が信じたドウデュース世代の実力馬が有馬記念前に答え合わせ
- JRA「わかります?」「権利じゃないんです」岩田康誠の塩対応に現場はピリピリ!? デシエルト無敗の3連勝も…… 勝利騎手インタビューの奔放さにファンから賛否
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 【有馬記念】武豊×ドウデュースを逆転できる候補3頭!と絶対に馬券に加えるべき“隠れ穴馬!”
- 武豊の大本命馬が「単勝137.9倍」に交わされた衝撃シーン…デビュー戦「シンガリ負け」コスモキュランダが目指す頂点
- JRA 武豊「因縁」オーナーと5億円の復縁!? ワールドプレミア降板劇から突然の大物騎乗依頼、両者に交錯する「思惑」とは

















