戸崎圭太、川田将雅が答えた「イクイノックスに勝つための方法」

記録的といっていい暑さだった8月もついに最終週を迎えた。同時に今年の中央競馬も3分の2が終わろうとしている。
リーディングジョッキー争いに目を向けると、関東は夏競馬でも絶好調だった戸崎圭太騎手がトップに君臨。関西は1位のC.ルメール騎手を川田将雅騎手が僅差で追う展開という、もはや例年通りといっていい状況だ。
そんな中、奇しくもこの3人が登場するYouTube動画「【C.ルメール×戸崎圭太×川田将雅】『リーディングジョッキー座談会』 JRA70周年メモリアルブック<番外編>」が現在、ファンの間で大きな話題を呼んでいる。
リーディングジョッキー3名の動画が話題騒然
これは先日『JRA公式チャンネル』がYouTubeで公開したもの。近10年のリーディング騎手である戸崎騎手、川田騎手、ルメール騎手が「理想の騎手像」や「騎乗してみたかった名馬」について語っていく内容となっている。
詳しくは動画をご覧いただきたいが、この中で特に興味を引いているのが「トップジョッキーが考えるイクイノックスに勝つための方法は?」というテーマだ。

イクイノックスといえば2023年の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」でトップの135ポンドを獲得した世界最強馬。引退レースとなった昨年のジャパンC(G1)でも三冠牝馬リバティアイランドに4馬身差をつけて有終の美を飾るなど、無敵といっていいほどの強さを誇った。実際にこの動画の中で川田騎手も「日本の近代競馬の一番強い馬だと思っています」と評価している。
そんなイクイノックスを相手に勝つ方法など存在するのか。この難問に戸崎騎手は「逃げ切りたいですね」と回答。「目標にされていても、そのまま逃げ切ってしまう競馬が一番、勝つチャンスがあるのかなと」と、最強馬に一矢を報いるための持論を展開した。
それに対し川田騎手は「勝てません」ときっぱり。「どんな競馬をしたとて、最終的にはイクイノックスにつかまります」と、戸崎騎手の考えに異を唱えるような形となった。ちなみに、川田騎手は先述したリバティアイランドの主戦を務めており、もはやイクイノックスの強さがトラウマになっている印象さえ伝わってくる。
なお、イクイノックスの主戦を務めていたルメール騎手は「戸崎さんが言われたスローペースで逃げ切りを図って突然、動いていったら(イクイノックスに)勝てると思います」と、イクイノックスが取りこぼすかもしれない展開を述べている。
すると、これを聞いた戸崎騎手は「勝てるって」と、隣に座った川田騎手にドヤ顔でささやきかける。ルメール騎手が自分の考えに賛同したことが嬉しかったのかもしれない。ただ、川田騎手も「そんな能力ある馬がいないのよ」と必死に対抗していた。
週末が来るごとにライバルとなり、しのぎを削り合っているトップジョッキーたちの仲睦まじいシーンが見られるだけでも貴重な映像といっていいだろう。まもなくスタートする秋競馬も、この3人が大いに盛り上げることは間違いなさそうだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
皐月賞馬アルアイン「菊花賞仕様」に思う”最強”調教師は、馬を「変える」池江泰寿か「変えない」藤沢和雄か……東西トップトレーナー「超一流の流儀」
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- JRA歴代G1最多コパノリッキーの「真実」。Dr.コパが語った武豊騎手引退式「爆弾発言」と田辺騎手「作戦会議in銀座」
- JRA社台ファーム動いた!? 西山茂行オーナー「大逆転」超大物から“直電”でリーチザクラウンが「神様」になった日【特別インタビュー】
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 蹄鉄なしでも「そのまま出走」に賛否の声!? 令和のイソノルーブルに例えるファンも…「ルールに記載」でも納得いかないファンが多発のワケ
- JRA「秋かよ――」藤沢和雄調教師が今でも忘れない武豊の“非情”宣告……15年も「回り道」させられたダービートレーナーの称号
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
















