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JRA【6点予想】府中牝馬S(G2)リアアメリア、デゼル斬りで好配当確実!?

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 16日に開催される府中牝馬S(G2)を予想していきたいと思う。

 先週の京都大賞典(G2)は完敗だった。終わってみればマカヒキが5年ぶりに勝利となったわけだが、データ的には意外でも何でもなく買えた馬だった。あまりに勝利から離れていたので、馬券の対象から真っ先に外してしまった。

 アリストテレスについては好走できる条件が重なったのだろう。それなりに強い競馬をしたと思うが、今もって高い評価はできない。

 さて、話を戻して予想をしていこう。

まず、過去10年馬券に絡んだ30頭の前走の傾向が以下となる。
クイーンS 10頭
関屋記念 4頭
ヴィクトリアマイル、札幌記念、新潟記念、小倉日経オープン、米子S、条件特別 各2頭
安田記念、マーメイドS、小倉記念、海外遠征 各1頭

 夏全休した馬より使われてきた馬の方が好走する確率が高い。過去5年に絞ってもクイーンS組の好走が目立つ。

次に人気順のデータだが
1番人気 1-3-2-4
2番人気 0-2-3-5
3番人気 1-0-1-8
4~6番人気 5-4-1-20
7~9番人気 1-1-3-24
10番人気以下 2-0-0-46
上位人気がまったくアテにできないことがわかる。軽々に馬券から外すことはできないが、軸にはなり得ないだろう。ただ、過去5年に絞ると1番人気は1-1-1-2、2番人気は0-2-2-1、3番人気は1-0-0-4とそこそこ良績を残している。

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 以上を踏まえて「◎」には13番マジックキャッスルを指名する。

 前走のクイーンS(G3)はゴール前でテルツェットの強襲に屈してクビ差2着に敗れているが、同じ馬齢で斤量が1kg重かったことは少なからず影響しているはず。2着とは言え、1番人気に推されただけの走りはしただろう。

 ここでは前々走のヴィクトリアマイル(G1) 3着の実績もあり、明らかにメンバー中では実力が1枚上。ここで負けているようでは秋のG1戦線での好走は望めまい。データ的にも好走例が多いクイーンS組なので、信頼できる。

「○」だが、10番ミスニューヨークを推す。

 ローテーション的には、オープン特別ながら好走例が多い小倉日経オープンからの転戦。1番人気を裏切っての3着に終わっているが、上位3頭がそろって上がり最速を記録するなど、負けはしているが能力の一端は見せた。3歳時には秋華賞(G1)で5着に入るなど、能力自体は高いのだ。

 1月の今年初戦から使い詰めで来ているのは懸念材料と言えるが、中京記念(G3)4着の後に前走の3着と疲れを見せた気配はなく、むしろ状態は上がっているとも考えられる。M.デムーロ騎手への乗り替わりも魅力で、狙い目の1頭と言える。

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「▲」は5番のシゲルピンクダイヤだ。

 こちらも前走クイーンSで、ローテーション的に買える1頭。未勝利戦以来勝ち星がなく、また前走もメンバー的には上位だったにも関わらず10着と大敗しているせいで人気を落としている。

 しかし、桜花賞(G1)2着、秋華賞3着は並みの馬でマークできる着順ではない。前々走のヴィクトリアマイルでも出遅れながら掲示板は確保するなど、やはり非凡な能力があるのは確かだ。3歳時の切れ味が鳴りを潜めているが、33秒台の脚を使える切れ味は健在。今回は距離も手頃で、直線の長い東京はうってつけの舞台ではないか。

「△」には4番アンドラステ、15番ドナアトラエンテの2頭とする。

 アンドラステは前走の関屋記念(G3)で3番人気8着と惨敗しているので人気を落としているが、勝ち馬から0.5秒差は着順ほど負けてない。また、前々走の中京記念を勝っており、距離はマイルよりこのくらいの距離の方が向いていると判断。実績の割に人気がないので狙い目になる。

 ドナアトラエンテはオープン昇級後の重賞挑戦が案外で、前々走の福島牝馬S(G3)に連対してはいるが、その前は9着、前走は11着と人気の割に走らないイメージがある。ただ、戦績を見ると東京での好走が目立つ。同コースの勝ち星もあり、人気の一角ではあるが押さえておきたい。人気のデゼル、リアアメリアはデータ的には買い辛いので、思い切って消去した。

 ということで、今回は13番マジックキャッスルを軸に4番、5番、10番、15番流しの3連複6点とする。大穴を開ける馬はいないが、中穴クラスの馬を指名しているので好配当は期待できよう。

(文=トーラス神田)

<著者プロフィール>
オグリ引退の有馬記念をリアルタイムで見ている30年来の競馬好き。ウマ娘キャラがドンピシャの世代。競馬にロマンを求め、良血馬にとことん目がない。おかげで過去散々な目に遭っている。そのくせ馬券は完全データ派。座右の銘は「トリガミでも勝ちは勝ち」。

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