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JRA朝日杯FS(G1)ジオグリフ「凡走」は必然だった!? “ルメール忖度” から「距離が延びたら大丈夫」に致命的な采配ミスの匂い

JRA朝日杯FS(G1)ジオグリフ「凡走」は必然だった!? ルメール忖度 から「距離が延びたら大丈夫」に致命的な采配ミスの匂いの画像1
ジオグリフ 撮影:Ruriko.I

 阪神競馬場で19日に開催された朝日杯FS(G1)は、武豊騎手の3番人気ドウデュースが制して2歳マイル王の座を手に入れた。武豊騎手は、これまで未勝利に苦しんだ因縁のレースを22度目にして初勝利。勝てば大記録となるG1全制覇まで、ホープフルSを残すのみとなった。

 そんな歴史的な快挙にリーチをかけた競馬界のレジェンドに対し、2番人気に推されていたジオグリフ(牡2、美浦・木村哲也厩舎)で5着に敗れたC.ルメール騎手は不完全燃焼に終わった。

「いつも通り後ろから競馬しました。伸びてくれましたが、結果的に後ろ過ぎました」

 ルメール騎手が、レース後のコメントでそう振り返った通り、やはり道中の位置取りが明暗を分けたか。勝ち馬とタイの上がり3ハロン最速34秒5の末脚で追い上げるも、すでに勝負はついた後。人馬ともに後悔いの残る結果だった。

 15頭立ての芝1600m戦。7枠13番からスタートしたジオグリフは、各馬が積極的にポジションを取りに行く中、ルメール騎手は無理に動かすことなく、後方から2番手の外目を追走した。

 さすがに後ろ過ぎると感じたのか3~4コーナーにかけてパートナーを促したものの、反応はもうひとつ。最後の直線で大外に持ち出されてからは、力のあるところを見せたとはいえ、前半のロスが響いた格好だ。

 ジオグリフはデビューから2戦で芝1800mを連勝していた馬だけに、マイルG1の厳しい流れに戸惑った可能性もある。

 ただ、1番人気で2着のセリフォス以外は、勝ち馬のドウデュースはじめ、掲示板に載った馬はいずれもマイル戦は初経験の馬。そう考えると条件は同じでもあるため、距離短縮のみを敗因とは言い切れないだろう。

「後方からの競馬となったジオグリフですが、道中の行きっぷりが悪かったことは気になりますね。マイルで忙しくなることはルメール騎手も当然分かっていたと思いますし、押っ付け気味に追走していたことも、馬に行く気があまりなかったのかもしれません。

前走の札幌2歳S(G3)を圧勝した際も、ゲートで難があるコメントを残していたように、気性的な問題もありそうです。結果論になるとはいえ、これなら2000mのホープフルSの方が面白かったように思います」(競馬記者)

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C.ルメール騎手

 確かに前走で「まだ子供で、ゲートの中でチャカチャカして少しエキサイトしていた」と振り返っていたルメール騎手。このときは「スタートでは彼にプレッシャーをかけず、ゆっくり後ろから行ってリラックスできました」とコメントしていた。

 ただでさえ外枠に入っていたため、今回のような後ろから行く競馬はある程度、レース前から決めていた可能性も高そうだ。

 一方で、来年のダービー馬候補といわれるもう1頭のお手馬コマンドラインが、ホープフルSへの出走を予定している。そのため、一部ではルメール騎手が主戦として重複するジオグリフが朝日杯FSに使われたという噂もある。

 ジオグリフの敗戦に「距離が延びたら大丈夫です」と前向きだったルメール騎手。今回と逆にコマンドラインは初の距離延長となるが、両馬の陣営にとって痛恨の“采配ミス”とならないことを祈りたい。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

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