【雨予報】神戸新聞杯(G2)は昨年の「二の舞」に!? 極悪馬場を戦い抜いた2頭の騰落…ダービー馬撃破の死闘の大きすぎた「代償」

ちょうど1年前に行われた昨年の神戸新聞杯(G2)。このレースでは、当年の日本ダービー(G1)を制したシャフリヤールが単勝1.8倍の圧倒的な支持を受けていた。
しかし、レース当日は朝から雨が降り続き、神戸新聞杯としては36年ぶりとなる不良馬場に……。ダービーレコードを記録したシャフリヤールにとって、この日の時計を要する“泥んこ馬場”は全くの適性外であったようで、地力の高さで4着に食い込むのが精一杯。勝ち馬からは、5馬身差をつけられる惨敗を喫してしまった。
結局、2歳時のサウジアラビアRC(G3)でも道悪適性の高さを示していたステラヴェローチェが馬場を味方につけて勝利。半馬身差の2着にはレッドジェネシスが続いた。
ダービー馬を突き放してゴール前でデットヒートを演じた2頭は、続く菊花賞(G1)でもそれぞれ1、2番人気の支持を受けている。しかし、肝心のレースでは力を発揮できず、ステラヴェローチェは4着、レッドジェネシスは13着に敗れて期待を裏切る結果となってしまった。
菊花賞でステラヴェローチェに騎乗していた吉田隼人騎手はレース後に「あの(神戸新聞杯の不良)馬場を走った疲れもあって、ここまで来たんだから力はある」と敗戦の弁を述べた。
こうしたコメントからも、道悪の神戸新聞杯によって負ったダメージは相当なものであったと伺える。
菊花賞では結果を残せなかったステラヴェローチェとレッドジェネシス。その後の2頭のキャリアを見ても、この1年前の神戸新聞杯が大きなターニングポイントとなっている印象を受ける。

ステラヴェローチェは菊花賞の後に臨んだ有馬記念(G1)でこそ、強敵を相手に4着に好走してみせた。しかし続く日経新春杯(G2)では単勝1倍台の支持を受けながら、まさかの2着に敗戦。その後のドバイシーマC(G1)では9着と大敗を喫し、それから半年たった現在までに復帰の報は確認できていない。
レッドジェネシスは菊花賞後に休養に入り、今春は京都記念(G2)、大阪杯(G1)と転戦したがこの2戦はいずれも2桁着順の惨敗を喫してしまう。今夏には再起を図り七夕賞(G3)、新潟記念(G3)に臨んだものの全く勝負にならず。とても菊花賞で1番人気を背負った馬とは思えない騰落ぶりを見せている。
こうした2頭の戦績をみると、昨年の神戸新聞杯をピークに下降線を辿っているようにも映る。道悪馬場で激戦を繰り広げた影響が、現在まで尾を引いている面があるのかもしれない。
神戸新聞杯は昨年の「二の舞」に!?
今年の神戸新聞杯は昨年に引き続き中京競馬場での開催となるが、名古屋の天気予報は日曜日まで雨のマークがズラリと並んでいる。加えて先週の月曜日には台風の影響で並々ならぬ豪雨があったことを考えれば、昨年以上にタフな馬場での施行となる可能性もあるだろう。
レース当日の馬場状態はもちろん、その後の菊花賞へ向けたリカバリーを含め、各馬やその陣営にとっては難しい条件となることが予想される神戸新聞杯。この過酷な境遇を乗り越えて最後の一冠を掴む“スタミナモンスター”の登場に期待したい。
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